2014年4月11日 | 餌釣り鉄板 |
(俺) |
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今回も穏やかな天候が予想されるので、日の出前からホームの海岸へ向かう。
今日は最近の貧果の源であるテンヤ釣りはパスして、本来のスタイルである餌釣りで底物を狙う事にした。
曇り勝ちな浜辺で支度が整い、予報通りのベタ凪の海面に出港したのはAM5:35頃だ。
人間的には楽な環境だが、海中での活性は如何なものだろうか。今日も沖には小舟類が見当たらず、俺だけの独壇場で ある。
とりあえず薄暗い間に岸寄りの駆け上がりでエギを流してみよう。
疑似餌用ロッドにエギをセットして投入し、暫し様子を見てみる。どうやら今日も潮は南に向かって少々早く流れてい るようだ。
しかし30分程経ったところでアタらないので、メインの餌釣りに移行する事にした。
少し移動していつものエリアに行ってみるが、その間やはり魚探には殆ど反応が映らない。
とはいうものの、実績のある釣法に期待が高まる。
まずは水深40mのポイントで餌釣り第1投目を降ろしてみる。
今日の仕掛けも片テンビンに自作の2本針仕掛けで、餌はイカの切り身とオキアミである。
仕掛けが着底すると程なくして竿先にアタリが出て本日初HIT。
無事に釣り上げてみると25Cm程のカサゴだった。よし、とりあえずキープしておくか。
とりあえず釣果が出たのでその場で粘ってみても良いのだが、今はアグレッシヴに更に深いポイントへと足を延ばして みる。
そしてちょっと漕ぎ進めた水深50m程のポイントで再開してみると、間も無くHIT。
2発目の手応えは久々に重量感に恵まれ、巻き上げる間の緊張感と興奮が心地良い。
無事に仕掛けが水面まで上がってハリスを手繰ると、浮いてきたのは尺カサゴだった。
先程の25Cmとは比較にならない型の良さで、迷わず血抜きしてキープとした。
更に同じポイントで続けてみると間も無く、竿先を絞り込むアタリが出た。
アワせるとこれまたなかなかの引き応えにドラグが鳴る。
これも良さ気な手応えだが、先のカサゴよりよく泳ぐから違う魚だろう。
色々な妄想を楽しみながらも仕掛けは無事に上がり、獲物を確かめてみる今度はアマダイだ。
よしよし、こちらも今年初だな。
サイズも38Cmあって充分刺身に使えるので、鰓を切り落としてクーラーBOXへとぶち込んだ。
開始早々に順調に釣果を重ね、餌釣りの手堅さを堪能する事となった。
しかしその後、更なる深場の水深80mエリアまで進出してみたもののアタリは止まってしまい、それ以降はポイント を転々と移動しながらの拾い釣りになってしまった。
海面の状況は穏やかなままだがアタリは無く、潮も速くなってきた。
更に8:30頃になると徐々に東風が出始め、波頭も立つようになってきた。
ギリギリまで釣果を追い求めたが、9時頃に撤収。
とりあえず今回はようやくそれなりの釣果を得られたので良かった。やはり本気で釣りたければ餌釣りしかないという 事を再確認した釣行だった。