2014年3月29日 | 早過ぎた損失 |
(俺) |
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今週末はかなり穏やかになるという事で、期待しながらホームの海岸へ行ってみた。
AM6:20。現地に到着してみると若干曇り気味だが寒くはなく、予報通り波も風も静かなものだ。
沖には既に他のカヤックが一つ出ているだけで、穏やかな土曜日とは思えない空き具合でもある。
徐々に明るくなってくる中、急いで支度を整えて6:45に出港へと漕ぎつけた。
今回も前回同様に疑似餌用ロッド一本でイカと真鯛狙いに使い分ける方針だ。
魚探を起動して魚影を捜索しながら岸近くを徘徊する。
暫らく様子を見ていると、たまに中層辺りでまとまった反応が見られたりもしたが、この感じはまた鯖や鯵のような 雰囲気だ。
もしメインの釣りで外してしまった場合に備えて、反応があった場所を覚えておこう。
しかしそれ以外には目立った反応は映らず、とりあえずはエギを流してイカ狙いから始めてみる。
それにしても真鯛らしい反応というのは今まで殆ど見た事が無いので些か心配になってきた。
そして一投目を流していると、魚探の映りに異変が起きて間も無く電源が落ちてしまった。
なんともう電池切れか。
今回の電池はまだ3回目位だったと思うが、最近妙に消耗が早くなったような気がするな。
これではイカはともかく真鯛狙いは相当厳しくなってしまった。どうしたものか・・。
相変わらずベタ凪の海面を流しながらエギを適度にしゃくっていると、後続のカヤックが2つ程出てきたようだ。
近くの海面が混みだす前に釣果を出して移動しておきたいところだが、そう思っているとこんな所で珍しく根掛かり でエギを損失してしまった。
前回も清水の海底でエギを失っているので二週連続でのロストとなるが、今日のエギは買ったばかりの一投目での損 失という事でガッカリ感が半端ない。
釣り始めて1時間も経っていないうちから唯一のエギと魚探の電源も失い、何もしていないのに満身創痍な体勢だ。
イカン、せっかくの環境でこの有り様・・どうしたものか。
魚探に頼らず闇雲に絶望的なテンヤを落とすか、先程の魚群をアテにしてジグで探ってみるか・・。
暫し考えた挙句、結局ボウズ逃れにジギングを選択する事にした。
最初に魚影を確認したエリアへ向かい、小型のジグを投下。
棚を広く探っていると、暫く経った頃にようやくHITした。
釣り上げてみると28Cm程の鯵だった。よし、これならなんとかキープ出来るな。
しかしこの頃から急に南の風が吹き始め、操船に忙しいのと魚群が見えない事で2匹目までが遠い状況になってしま った。
そして8:20頃にどうにか2匹目の鯵をGETしたのを機に、慌ただしくなった沖から撤収。
予想外に早く荒れ始めて正味2時間程の釣行となったが、大事なものが立て続けに失われてなんとも消化不良な釣行 となった。
あまり気が進まないが、もう少しだけ真鯛を追いかけてみたい。