2013年12月31日 | 釣り納め2013 |
(俺) |
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暫く釣りに行けない状況が続いたものの、ようやくその機会が再来した。
約1ヶ月ぶりの釣行はまさに今年最後となる大晦日だ。
前日の天気予報からして、どうにか風も我慢出来そうなレベルまで収まってくれそうだという事で、仕事納めの後で清水の 海岸へと行ってみた。
AM7:50頃、快晴の海岸へ到着してみると気温は暖かい。少々風があるものの波も低いようだ。
陸っぱりにはいつものようにカゴ釣り師が数人居て、沖では遊漁船が幾つも出ているのが、小型のボートやカヤックは見え ない。
出港すべきか迷うような状況ではあったが、迷う程度の事なので強引に支度を始める。暫くぶりの釣りだし、今日を逃すと 正月の魚を得る機会が無くなってしまう。
億劫に感じる心を行動力で押さえつけ、20分程で準備が整った。
そして風で波立つ水面へと出港し、いつもの水深30mエリアへと漕ぎ進める。
今回も餌釣りをメインに、風が収まって余裕が出来たらサブウェポンで疑似餌にもTRYしてやろうという魂胆だ。
とはいうものの、まずはピンクの獲物あたりで納得サイズを得る事が最優先課題である。
サクッと支度を整えて仕掛けを降ろしてみると、潮は程良く南東へと流れているようだ。
しかしやはり風が北西から強弱をランダムに変えながら吹きつけているので、ひたすらパドリングを強いられるという予想 通りの忙しい展開になってきた。
そしてなかなかアタリを捉えられないまま30分程経った頃に、ようやく本日初HIT。
軽くて弱い手応えながら、とりあえずは魚信を感じられて一安心だ。
風でどんどん流されながらも獲物を釣り上げてみると、お馴染みの外道となったヒメジだった。
もっと大きくなれば食べてみようとも思うところだが、そう思えるようなサイズは未だに釣った事が無いな。
獲物を放って餌を付け直してから、流された分だけ向かい風の方角へと漕いで魚探を覗きながら次の投入ポイントを探す。
基本的に焼津よりも魚影が濃いこのエリアだが、さすがに寒くなってきたせいか今日は魚探に反応は出ない。
まぁ餌釣りでは海底しか狙わないので、今回も魚探の必要性は特に無いのかもしれないが、やはり海中の様子を見ているだ けでも飽きないものだ。
そんな状況が続く中、クラカケトラギスの稚魚が連続HITするようにはなったものの、決定的なキープサイズの獲物は釣 れないまま風の勢いが強くなってきた。
釣り始めて1時間も経たないうちに早くも釣り辛い環境になってしまった。
予報では昼頃から風が強まるという見方だったが、それが早まったとしたらもう状況が回復する余地は無いだろう。
土産を釣れないまま撤収する事だけは避けたいので、少しずつ陸に近付きながらも粘り強く海底の獲物を待つ。
・・しかし9時を回った頃には強風となってパドリングで定位する事でさえ困難となり、泣く泣く終了する事となった。
結局KFで始まりKFで終わった今年の釣りは、最後はボウズで撤退という締まらない内容となってしまい無念である。
来年に期待だ。