2013年11月1日 | 港内疑似餌紀行2013 |
(俺) |
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度重なる台風の来日で暫くぶりとなる釣行は、港周辺の海域でのルアー釣りとしてみる。
快晴の午後、ベタ凪&無風の水面を漕ぎ進めて着いた場所は港の出入り口付近。当然航路からは距離を置いたポイントだ。
出港場所からここまでの道中の間、表層に3〜4Cm程の鰯が随分と回っていたので、それを追って青物も来ている事だろう。
今回は万能竿にジグ&サビキの疑似餌釣り一本で秋の獲物達にTRYする。
いつもカマスが遊んでくれる必勝ポイントから探ってみると、開始早々にHIT。
しかし小気味良い引き応えながら物足りない重量感で上がってきたのは15Cm程の豆鯵だった。
どうやら豆鯵の群れが滞在しているようで、暫くは豆鯵の入れ食いとなった。
キープするサイズではないが、餌としては使い勝手の良いサイズだな。
次回以降の餌用に幾つかキープしようかと迷いながらも、なんとなく全てリリースしていく。
しかし釣っても釣ってもカマスや青物は一向に現れない。
周辺の水面にも気を配りながらナブラの発生を心待ちにする。
・・が、そのうちさすがに疲れてきたので近くの障害物に寄って、仕掛けはそのままに根魚を狙ってみた。
すると1発目でやや重い手応えでHIT。
それまでの豆鯵とは比較にならない重量感で上がってきたのは25Cm程のオニカサゴだった。
よし、とりあえずコイツは土産に頂いておこうかな。
オニカサゴをクーラーBOXにぶち込んだ後はサイズダウンしたオニカサゴとノーマル型のカサゴも連釣したが、以後キープ出 来る獲物は出ないまま再び青物に狙いを戻した。
相変わらず豆鯵が居座っているようなので少し捜索範囲を広げて探ってみる。
釣れてくる豆鯵も、よく見ると普通の真鯵とやや円筒型のアオアジの2種類が混生しているようだ。
カマスも青物も見当たらないのでこのままでは土産が寂しいな。
・・などと思っていると、投げ込んだ仕掛けが着底した瞬間に引き込まれてHIT。
先程のオニカサゴに近いような重量感だが、カサゴとは思えない速度で暴れ回る・・この感じは青物とはちょっと違うが期待出 来るぞ。
そして水面まで寄せられた獲物は久しぶりに見る尺鯵だった。
型はイマイチ細身だがしっかりジグに掛かっていて、俺的に初めてルアーで釣った尺鯵という事になる。
とりあえず土産が増えたぞ。
ようやく親玉の御出座しだが、コマセは使っていないので連釣させる事も叶わず、これも貴重な単発となってしまった。
その後、日没まで粘ったもののアタリは減る一方で、とうとう追加の土産を得る事は出来なかった。
目当ての獲物にはフラれてしまったが、美味しい土産は得られたのでまぁ良しとしよう。
次こそは大きくなってきた青物を釣りたい。