2013年9月22日 | 鯵系 |
(俺) |
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今週もまた南方で台風が発生したようで、少しずつ県内の海面にも影響が伝わってきたようだ。
とはいうものの、まだまだ遠いのでどうにかカヤックを出せるだろう。
天気予報と海の情報を調べたうえで、俺はホームの海岸へ向かった。
AM5:30頃、現地に着いてみると風も波も穏やかなものだ。若干うねりがあるようだが、これなら出港可能だろう。
日曜なのにカヤックやボートは一人も出ていないのは、台風の影響を懸念したからだろうか。
とにかく俺の独壇場になるので、期待をしながら支度を始めた。
そして5:50。ジギングに勤しむ釣り人達の間で準備が整って、出港。
やはり波打ち際で見るとうねりの影響が大きいので神経を使ったが、波の動きを読み切って綺麗に沖へ滑り出す事が出来た。
今回も餌釣りをメインに、サブウェポンのジギングの竿も用意してきた。
まずは魚探を覗きながら適当に動き回って、様子を見ながらいつものポイントへと向かう。
海上ではほぼ無風だが、潮は適度に南に向かって流れているようだ。悪くないな。
暫し魚群探索をしたが、今日もまとまった反応が少なかったのでメインの餌釣りから始める事にした。
しかしオキアミと鯵の切り身を使って始めてみたものの、なかなかアタリが来ない。
やはり潮の流れる方向だけで判断できる程、活性は簡単ではないようだ。
釣れない時間は何をやっても釣れないという事は今までの経験上よくわかっているが、万一ジアイが訪れた時にいち早く感 知出来るように絶えず探っていなければならない。
少しずつ移動しながら活性の高い獲物を探っていく。
そして1時間経過した頃、フォール中の仕掛けに何かがアタったようだ。
不意の展開に驚きながらもガッチリとアワせ、やり取りを始めるとなかなかの引き応えが伝わってくる。
スピードとスタミナからして青物系だろうか。
ハリスが少し長いので水面際での攻防は難しかったが、程なくして無事に取り込む事に成功した。
中層で仕掛けを引っ手繰った獲物の正体は、34Cmのオキアジだった。
前回釣ったものよりも一回り大きく、歓迎すべき魚である。よしよし、土産GETだ。
しかしオキアジは偶然居合わせただけのようで、その後も海底付近の活性に変化は無い。
穏やかだった海面も少しずつ北風が吹き始め、徐々に自身が流されやすくなってきた。
そんな中をひたすら粘り続け、オキアジから更に1時間半程経過した頃になってようやくアタリが出た。
今度の獲物もよく泳ぐタイプのようだが、ドラグは鳴らないのでサイズは知れているだろう。
仕掛けを巻き上げて回収してみると、獲物の正体は俺的に初となるカイワリであった。
小さい魚だが、この魚もあまり大きくならない種類だったと思うからキープでいいかな。
ようやく底物(?)が釣れた事でジアイの到来を期待したが、その後は小型のトラギスがぽつりぽつりと釣れたくらいで、 やはり渋い状況だ。
気温の上昇と共に風の勢いも増し、やり難くなってきた。
そして限界まで粘って最後に再びカイワリを1匹追加したところで終了とした。
今日釣ったカイワリは20Cm〜25Cmだが、鯵系の美味しい魚だという評判なので楽しみだ。