2013年9月13日 | 期待外れの沖 |
(俺) |
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今回も南方で台風が発生したようだが、県内の海面に影響が出始める前に釣りに行けそうだ。
今日は波風共に穏やかという予報なので、遠出して御前崎に行ってみる。
しかし車で30分程掛けていつもの出港ポイントに行ってみると、思いの外南風が強い。
波は予報通りのベタ凪のようだが、風に煽られて少し波頭が経っている感じか。これは出港出来ない事もないだろうが、 目的の釣行エリアに行くまで相当苦労しそうだな。
遥か沖を眺めると、今日は珍しく港内に入ってくる漁船や、操業中のシラス漁船等で何時になく慌ただしい。
少し様子を見るか・・。
2時間程待つと船舶の往来も無くなり、風も若干収まってきたので支度を整える。
今回は餌釣りで新たなエリアを開拓したいところだが、如何なものか。
14:30。予定よりも遅れて出港し、チャプチャプと細かな波が立つ海面を漕ぎ進める。
ここは俺の活動エリアの中でも随一の遠距離になるので天候(特に風)には神経を尖らせているが、今日は少し際どい かな。
これ以上風が悪化するようであれば帰還する事も覚悟して漕ぐ事40分。ようやく目的のエリアに到達した。
波は低いが風は相変わらず少々ウザいので、油断しているとすぐに流されてしまうような状況だ。
帰還する羽目になる前にやる事をやっておこう。
急いで餌釣りの支度を整えて、魚探を覗きながら仕掛けを投下するタイミングを測る。
今回初めて訪れたこのエリアだが、水深は14m程度と浅い。
もちろん沖に行けば行くほど徐々に深くはなるが、障害物から離れ過ぎるのは不安なので無理はしない。
それにしても魚影が少ないので結局適当に釣り始めてみる事にした。
しかし何度も仕掛けを入れ直してそれなりに広範囲を探ったものの、まともなアタリは無く、餌のオキアミも殆ど生還 する始末だ。
そのうちようやく5Cm程のヒメジの幼魚が釣れていたが、このエリアに対する幻想は覚めたので餌釣りは諦めて疑似 餌に切り替える事にした。
少し移動して障害物周りを探ってみると、案の定小型回遊魚の影が沢山映る。これならカマスも釣れるはずだ。
サビキとジグを組んで仕掛けを投下すると早速カマスが入れ食いだ。
数が釣れそうだから25Cm程度からキープしていこう。
・・ところがよく釣れるものの獲物のサイズは15〜20Cmばかりで、最初に釣れた25Cm程のは稀だったようだ。
以前ここに来た時から2ヶ月程経つのでサイズアップしているだろうと期待してきたが、予想外の状況に期待外れだ。
そのまま日没まで粘ったものの、サイズアップする事も予想外の獲物に会う事もないまま終了とした。
帰る頃になってようやく風が収まってベタ凪になったが、なんとも消化不良な釣りだったな。