2013年9月7日 | 航海役立たず |
(俺) |
---|
9月に入り、台風による久々の雨も上がったばかりという事で、朝からホームの海岸へと行ってみた。
しかし天気予報の内容とは裏腹に、思いの外強めの北風が吹き晒していて気が進まない環境だ。
波打ち際にはいつも通りにジギングに勤しむ釣り人達が等間隔で並んでいるが、その中には既に出港準備を整えて陸で
風が収まるのを待っている感じのカヤックも3つ程紛れていた。
さすがに土曜日という事で人気はあるが、何時この風が止むかもわからない状況で延々と待つ気にはなれないな。
まだ周囲も薄暗いし時間もあるので、清水まで行ってみよう。
そして車を走らせる事30分程でいつもの海岸へ到着してみると、こちらも焼津と同様の状況だった。
焼津より少しでもマシな環境であれば・・と思って来たが残念な状況だ。
出港出来ない事は無いが、風によってどんどん流されるので忙しくて落ち着かない釣りになる事は間違いない。
しかし沖には既に3隻程の小型ボートが繰り出していて、波風に揉まれながらも頑張っているようだ。
まぁ彼らには船外機もあるしアンカーでも打っているだろうから平気なのかもしれない。
さて俺はどうしようか・・。
暫くの間陸で様子を見ていたが、一向に収まる気配が無い北風の中で支度を始める事とした。
出港出来ない事は無いと思うなら行くしかない。仮に貧果で終わったとしても、出港せずに帰路に就くよりは後々 納得出来るだろう。
そしてAM6:40。支度が整い、陸っぱりの釣り人の間から向かい風の中を出港。
風に煽られて波も少々立っているので、全力漕ぎで陸から離れる間に飛沫を喰らいまくって視界が悪い。
とりあえずは他のボートが集まって(避難?)いるポイントは避け、いつもの釣り場へ行ってみる。
案の定風でどんどん流されていくし波の揺れで落ち着かないが、魚探を起動してみるとそれなりに魚影は映る。
魚影さえ見られなければ他のボートが居る所まで戻って若干穏やかな環境で釣るところだが・・。
仕方が無い、やり難い環境ながら暫くぶりの餌釣りを開始する。
すると釣り始めて早々にアタリが出て、20Cm程のヒメジが3連釣した。小型で外道なのでリリースだ。
しかしそれ以降は餌が盗られる事はあっても針に乗らず、キープ出来る獲物を夢見ながら粘り続ける。
流されない様に絶えずパドリングで定位しながら、仕掛けの回収でパドルを使えない間に流れたらその分移動する
ので実に忙しい。
良い運動?・・忙しないよ!
1時間程経過した頃になってようやく本命のイトヨリが釣れたが、これもまたリリースサイズの小型が2連釣だ。
どうにもサイズが出ないが、本命の反応が出始めた事に希望を持って更に1時間程粘ってみた。
その後、一度だけ良型を思わせるアタリを捉えたものの、針外れでバラしてしまう事態が起きて餌釣りは終了する 事に。
相変わらずの波風の中、他のボート達が集うポイントへ移ってみると何時の間にか船の数が増えていて驚いた。
このポイントは小物釣り場なので、どの船も皆一様にサビキ釣りで時間を潰している感じだ。
俺はここで釣る時はカマスに狙いを絞るのでいつものジグを使って釣り始めてみる。
魚探にはいつも通り小型回遊魚らしき群れが満載だが、周りも俺自身もなかなか竿が曲がらない。
そして疑似餌に切り替えてからは一匹も釣れないまま撤収する事にした。
今回は風がウザくて満足に広範囲を探れなかった事が惜しまれるが、それでも小型とはいえ一応魚の顔は見られたの で良しとしておこう。
それにしても最近まともなサイズを釣っていないなぁ・・。