2013年7月26日 | カマ鼬(いたち)っス |
(俺) |
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今回はようやく俺的にこの夏初めてとなる穏やかな週末を迎え、ちょっと久しぶりの感じになってしまったKFにTRYす る。
そんな時は久しぶりの御前崎に行ってみるという事で、昼頃に出港場所へと向かった。
しかし現地に着いてみると、穏やかなはずの予報とは裏腹に南西の風が少々ウザい。
この風ではちょっと遠出するには怖いものがある。いや、困ったな・・。
とりあえずはこの後荒れるという予報でもないので、暫く風が落ち着くのを待ってみよう。
そしてだいぶ待って15時を回った頃、ようやく風が収まってきたので急いで支度を整える。
こんな時間から出ても短時間しか釣れないが、久々の釣り場なのでマズメだけでも竿を出しておきたい。
そして穏やかな海原へと漕ぎ出し、約20分で目的のエリアへ到達。
本来であればいつもの餌釣りから始めたいところだが、既に太陽は傾き始めているのでジグ&サビキによる疑似餌で小型回 遊魚を狙ってみよう。
潮は少々早いようだが、パドルを頻繁に動かして定位しながら仕掛けを降ろしてしゃくってみる。
すると間も無く軽い手応えのアタリが出て、本日1発目の魚がHIT。
釣り上げてみると20Cm程のカマスだった。キープには厳しいのでリリース。
ある程度は予想していた事だが、その後も20〜24Cm程のカマスが入れ食いとなって、それなりに楽しい。
殆どリリースばかりだが、それでも大きめの獲物はキープして土産の確保も怠らない。
時々同サイズの鯖や小型のウルメイワシも掛かるが、この勢いではカマスを少々持って帰る程度になるかな。
しかし一向に衰えない魚信の中、サビキの針が一本・・また一本と、徐々に数を減らしていく。
どうやらカマスの鋭い歯にやられてしまうようだ。
仕掛け全体を注意して見ていくようにすると、道糸にも傷がついていた。まるで鎌鼬だな。
気がつく度に仕掛けを修繕したり傷んだ部分を詰めたりしていくが、「やめてくれ」と言ってもどうにもならないので強行 する。
そのうちついにサビキの各針が全滅し、実質単なるジギングと化した後もヨリモドシに噛みついて針がないのに釣れてしま った個体も出たりしたが、17時を回った頃には疲れて終了する事にした。
ここは来る度に小型回遊魚が相手してくれて楽しいが、もう少し経てばこのカマス達もサイズアップして満足に食えるよう になるだろう。
今度は久しぶりに尺カマスの入れ食いを味わいに来たいものだ。