2013年4月5日 | 居食いの良型 |
(俺) |
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37歳の誕生日を迎えて最初の週末の釣りは、前回に引き続きピンクの獲物を狙いに行ってみる。
13時過ぎに目的地の海岸へ行ってみると、予報通りの穏やかな海面だが東の風が少々ウザいようだ。
しかし釣りにはそれほど支障もないだろうし、少数だが小型ボートの釣り人も出てきているので速やかに支度を整える。
そして陸っぱりのカゴ釣り師達の間から海へと滑り出し、いつものエリアへ向けて漕ぎ始めた。
途中で魚探を起動して海中も見ながら行くと、今日も様々なタイプの反応が映ってテンションが上がってくる。
それにしてもうねりや波は低いが、風によって出来る波頭で飛沫が被ってくるので視界は不快だったりもする。
そして10分程漕いだところで釣りの支度を始める。
今回はサビキやエギはお休みして、コマセを使わない餌釣り一本に絞って本命に集中する。土産を持ち帰りたいので必勝策だ。
支度をしている間にどんどん流されてしまうので実に落ち着かないが、パドリングを頻繁に交えながらも準備を済ませて 釣り始めた。
風に抵抗してパドリングしながらアタリ待っていると、餌盗りが出てきたようだ。本日1発目は小型のベラが釣れてしま
った。
少しずつ移動しながら本命の気配を捜索していこう。
そして釣り始めて20分程経った頃、ようやく明確なアタリから本命らしき手応えの獲物がHIT。
ドラグは鳴らないが引き応えのパターンは間違いないだろう・・と思っていると、浮いてきたのは23Cm程のピンクの 魚体だ。
とりあえず本命だ・・が、小さい。リリース出来るだろうか?
しかし扱いに悩みながらも撮影していると、水面で暴れて自力で針を外してくれた。よしよし。
とはいうものの、逃げた魚は下を向いて泳いでいくがなかなか進まず、水深1m程のところをヘコアユのように漂いなが ら消えていった。
そのうち少しずつ風が収まってきたようだ。
パドリングの頻度も落ち着いてきた頃、アタリが無いので餌の確認で仕掛けを回収し始めた時に不意に重みを感じてHIT。
最初はゴミが掛かったかのような重みだけだったが、少し間を空けてから強烈なダッシュで一気にラインが引きずり出さ
れた。
よし、今年初の型モノのようだな。
絶対にバラさないよう追いアワセも軽く喰らわせ、惜し気もなくラインを出して慎重にやり取りする。
そして暫しの格闘の末水面に浮いてきたのは丸々とした本命、イトヨリだ。
案の定水面際でも元気が良いのでランディングネットで無事に確保。思わずニヤケてしまう40Cmオーバーだ。
随分型が良いな・・脂が乗っていそうだ。とりあえず刺身用に鰓を切り落としてからクーラーBOXへぶち込む。
更にその後も際どいサイズの本命や、小型のハゼ、ハタ、カサゴも釣れて地味に五目を達成したりした。
海面も完全に風が落ち着いてきて、快適そのものである。
それにしても魚探に映る中層の魚群の正体は何なのか。気になるので試しに仕掛けを中層で止めて様子を見たりもしたが、 反応は無い。
今度はコマセを準備してサビキも試してみたいかな。
そしてそのうちアタリが遠のいてきて日没が迫ってきたので程々に終了とした。
今回は本命の型が出たのでそれなりに満足だが、これから暫くの間は数も期待出来そうなのでなんとも楽しみだ。