2012年8月31日 | 朝から夕立 |
(俺) |
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前回に引き続き今回もピンクの獲物で満足度を満たすべく、某海岸へ訪れた。
AM5:30。ベタ凪&無風の浜辺にカゴ釣り師や疑似餌師が並ぶ中、300m程の沖まで進んで支度を始める。
今日は大潮直前の中潮という事で、10:30頃の干潮に向けて潮が下がっていく環境だ。空は厚い雲が覆っていて、 時刻の割には薄暗い。コレはコレで好都合だ。
そしていつも通りカゴ釣りとジグ&サビキの竿を準備していると、周囲に小規模なナブラが発生するようになってきた。
餌釣りの準備が整う前に、ナブラに近付いてジグ&サビキを投入してみる。
・・が、この魚達も何故か俺の疑似餌には反応を示さずに、小魚を追い続けているようだ。
水面に飛び出す青物を近くで観察してみると、35Cm前後の円筒形の魚影だ。ソーダガツオらしい。
何度もTRYしたが、結局針掛かりさせられなかったので青物は諦めてカゴ釣りの支度を整えた。
ナブラの音が至る所で聞こえる中、魚探で海底をサーチしながらカゴ釣りの対象を求めて移動するが、今回はなかなか 期待通りの魚影が見つからない。
違う魚と思われる反応は割と多く見られるのだが殆どが青物らしく、魚探に映るのも短い時間だけなので仮に狙ってみ ても難しいだろう。
暫くの間、ナブラをスルーしながら海底の反応を探し続けたが、程々で諦めて適当なポイントで仕掛けを下ろして釣り 始めた。
今は目的の反応が見えなくても、流していればそのうち群れに当たるだろうし、魚探に映らない様な単体の獲物もいる かもしれない。
しかしなかなか期待通りには事が運ばず、ようやくアタリが出たのは開始から1時間程経った頃だった。
そこそこの引き応えからキープサイズの魚である事に喜んだが、水面まで寄せてみると茶色く細長い魚が見えた。
残念ながらこれだけの時間掛けての本日1発目は45Cm程のエソだった。しかも取り込む直前に針が外れてオートリ リースとなったのだが、ハリスがザラザラになってしまった。
そして仕掛けを直していると、ポツポツと小雨が降ってきた・・と思ったらその勢いは瞬く間に強くなり、一気に夕立 のような豪雨になってしまった。
もしかすると雨が降るかもしれないとは思っていたが、こんなに強烈なのが来るとは。
元々カヤックでの装備は転覆する事を前提にしたものなので濡れる事に抵抗はないのだが、それでもここまで勢いが激 しいと眼鏡に水滴が付着して俺的に不快だ。
体に当たる雨は痛いくらいだが、そうは言っても所詮通り雨だろう。わざわざ釣りを諦める事はない。
しかし豪雨の中を耐えながらカゴ釣りを続けたものの、相変わらずアタリが無いし視界は悪いし、なかなか止まない。
結局雨雲が過ぎ去ったのは30分後だったが、メインのカゴ釣りは反応が全く出なかったので諦める事に。
ここでピンクの本命にフラれたのは初めてという事になる。
カゴ釣りの竿は片付け、今度はポイントを移動して根周りをジグ&サビキで探る。狙うは良型のカマスや底物だ。
疑似餌に転向してみると開始早々に鉛筆サイズのカマスや小型のカサゴ、キンギョが連釣してくるようになった。
何れもリリースばかりだが、程なくしてそこそこの引き応えの獲物がHIT。
難なく釣り上げてみると、サビキの方に27〜8Cm程のハタが掛かっていた。
久しぶりの獲物だが微妙なサイズだ。しかしこのままではキープが危ういので今回は頂いておこう。
その後も小魚はアタリ続けるものの、どうも今一つな内容だったので程々の時間で切り上げる事にした。
鉄板と思われていた獲物を外してしまったのは残念だが、今はまだ懲りずにまたTRYしよう。