2012年7月06日 | 小型まみれ |
(俺) |
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今回は以前の開拓釣行の際に目をつけていた由比の海岸に初めてTRYしてみる。
AM5:40。俺達的に初となる釣り場へ出港してみると、空は曇っているものの海面は穏やかで環境は楽で良い。
今日は大潮で6:20頃に満潮を迎える事になっていて、未知なる沖合には既に小型ボートとカヤックの釣り人が3人 程散開していた。
初めての海域なので周囲の動力船の動向に気を配りながら沖に進み、まずは陸から400m程度の水深25m付近から 釣り始めてみる。
今回はいつものカゴ釣りの前に久しぶりにテンヤを使ってみるが、以前の経験から正直あまり期待していない。
しかしテンヤにGアマエビなる商品を使って釣り始めてみると、いきなり何者かのアタリを感じ取って餌を食われてし
まった。
俺的にテンヤでは初めての魚信に驚いた。
そして少しずつ移動しながらテンヤで様子を見ていく間に、35Cm程のオキエソを釣り上げてテンヤ初釣果を飾って しまった。
更にエソをリリースして間もなく今度は25Cm程のカサゴも釣れて、こちらはクーラーBOXに放り込んでキープ。
なんだ、案外釣れるものなのかな。
しかしそれ以降はアタリが遠のいてしまい、どちらかというとカゴ釣りの方が楽しいので程々に釣り方を変える事に。
少し沖へ移動し、浮遊している漁具の近くをサーチしてみると海底付近に反応が見られたので、そこでカゴ釣りを開始 してみる。
すると早速竿先が曲がり、釣り上げてみると小型のイトヨリだった。この付近にも生息しているんだな。
出来ればリリースしたいサイズではあるが、例に漏れず内臓が飛び出しているので止むを得ずクーラーへ。
更に仕掛けを投入しても落下していかないという事態が起きて、仕掛けを回収してみると小型のカンパチが掛かってい た。
20Cm程の稚魚だが、3匹連釣したうちの1匹は針を飲んでいたので仕方無くキープに追加。
サイズはともかく反応は上々かな。
潮の流れもそれほど速くも無いので釣り易いが、それでも少しずつ沖へ移動しながら探っていく。
ここは沖に行くほど深くなるという当たり前の地形が、いつもの清水や焼津の海岸とは違ってより顕著に表れているよう だ。
無暗に沖に行き過ぎるのは好ましくないし、あまり深い場所も想定していなかったので、水深80mのエリアまで進ん だところで陸寄りへUターンした。
そして水深40m付近で腰を据えて釣るようになると、小型のイトヨリやオキエソに混じって小型のアマダイも姿を見せ た。
あまりに小型過ぎて釣ったというよりも釣れていたという感覚だが、完全な自力で釣ったのは初という事になるな。
残念ながらコイツもリリース出来る状態ではなかったのでキープ。
そのうち小雨がパラついたり雲の切れ目から陽が差したりと、よくわからない天気になってきた。
時間は既に11時近い。アタリも徐々に減ってきて、俺よりも先に出ていた人達は帰還してきている。
しかし海面は相変わらず穏やかで風も無いので、俺はもう少し粘ってみる事に。
そして無愛想になった海中でコマセを撒き続けていくと、ようやく今日一番ともいえるアタリを捕えた。
ドラグを鳴らす事は無かったが、無事に水面まで寄せてみると獲物は尺超え程度のイトヨリだ。やれやれ・・これでもま だ若魚なんだろうけど、ようやくマシな獲物にありつけたな。
その後更に間を空けて小型の真鯛もHITしたが、針を飲ませてしまったのでキープに追加・・。
結局13時頃になって陸に上がったが、今回は初めての場所としてはよく釣れたものの全般的に小型主体だった。
しかも釣り上げた獲物達は大概内臓が飛び出していて自力で海底まで戻れなかったり、針を飲ませてしまったりという 事で、キープも小型ばかり。
獲物のサイズは時期の問題かどうかはわからないが、次の機会があったらもう少し大きな獲物を釣りたい。