2012年6月29日 | ピンクの閃光 |
(俺) |
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梅雨時ながら今週末も晴天に恵まれたので、カヤックで出動だ。
先週は焼津でしょっぱい思いをしてしまったから、今回は某海岸へ行ってまたあの魚が釣れるか試してみよう。
天気予報では海面にうねりがあるという内容ではあったが、現地の海岸は焼津に比べて格段に穏やかなのでそれほど 危惧してはいない。
そして海岸に着いてみると、少々濁り気味の海面と強めの南風が俺を迎えてくれた。なんだかやり難そうだが、出港 出来ないという程ではないかな。
炎天下の下で暑さを感じながらも準備を整えて出港すると、確かにうねりがある。おまけに向かい風なのでなかなか 進み難い。
今日もカゴ釣りの予定だが、風の影響で流されるのが速いからパドリングで忙しそうだ。
魚探で海中を探りながら行くが、相変わらず30m未満の砂地が延々と続く中で、ちらほらと海底付近に小規模な反
応が映る。
よしよし、以前来た時と同じような感じだ。
急いで支度を整えて仕掛けを投入し、その真上をキープしながら様子を見る。
そして2投目を投入して間もなく、竿先がガタついてHIT。
あまり大きな獲物ではないなぁ・・と思いながらも水面に寄せてみると、ピンク色の獲物が暴れ回っている。
無事に釣り上げてみると25Cm程のイトヨリだった。
早速本命GETだ。やはりここでは普通に生息しているんだな。
しかし獲物をクーラーBOXにぶち込んでコマセと付け餌を改めている間に、どんどん自分が流されていってしまう ので実に落ち着かない。
前回とは違う意味で、魚探に映った獲物をピンポイントで狙えそうにない。
そんな訳で魚探に映る魚影はあくまで参考程度にして、大雑把にカゴ釣りで海底付近を狙って流していく。
そして1発目から数分後、細かなアタリをアワせてトラギスを釣り上げてリリース。
今回のトラギスはクラカケトラギスという種類で俺的に初の獲物だったが、写真がピンボケになってしまったので割愛する。
更に小型のアタリが続き、今度は20cmの小型イトヨリが釣れてしまった。
口から内臓が見えていたが、比較的元気が良かったのでリリースしてみると・・水面でピチピチ暴れながら潮に乗っ
て彼方まで流れていった。
やはりリリースは無理か。
そして再び25Cmクラスのイトヨリをキープした後、良型を思わせるアタリを捕えて本日初めての強い引き応えを 堪能。
ところが水面に寄せて仕掛けを回収している間に針が外れてしまい、獲物の姿を確認する直前に逃げられてしまった。
内臓が飛び出していればその辺に浮くだろうと思って暫し観察してみたが、結局発見出来なかった。
やはり大型は耐久力があるようで、自力で海底まで戻ったようだな・・無念。
その後、小型と35Cm程を追加したところで風が強くなってきたので終了する事にした。
以前来た時と同様にイトヨリの反応が良好で、間違いなくこの魚が普通に分布しているという事を実感出来た。
ここでの釣りは簡単のようだから、貧果に打ちひしがれた時の逃げ道的な釣り場として今後も重宝したい。