96年11月のツーリングレポート

 レポーターはスーパーテネレの吉田さんです。

 去る11月10日、クラブツーリングとしては約3ヶ月半ぶりの開催となった。
チューブの不良からFタイヤエアーが完全に抜けてしまうというトラブルにより、
集合時間に約10分遅刻して行くと、すでに8人の物好きたちが集まっている。
 自分はそこまでたどり着く間は、チューブとタイヤの調子がイマイチでFタイ
ヤからはすんごい振動が発生していて、とっても恐かったのだが…セブンイレ
ブンで昼食を購入すると、セローを積んでいる波方氏の軽トラはトランポ状態。
「みんなの食料を積んだまま逃げやしないだろうな」と不安になりながらも渡
良瀬川遊水池へ到着。
 今回はコマ地図を使ったツーリングであるので。コマ地図が渡された後、軽い
説明が終わると、各自2分おきにスタート。自分も5番目ぐらいにスタートする
と、先にスタートしたはずの藤原氏を発見。しばし一緒に走り続けると、これで
もかと言わんばかりの水溜まり攻撃!!最初の内は出来るだけよけていたのだが、
ブーツの中に水が入ってからはもうおかまいなし。思いっきり水溜まりに突っ込
むと、水しぶきで一瞬前が見えなくなる事もしばしば。
 約1時間でスタート地点に戻って昼食をとることにすると、犬がよだれを垂らしながら、我々のエサをねらってやってきた。良く見ると首輪に付けられたプレートには「FUJIWARA」と刻まれている。「そうか、藤原さんが連れてきたんだ。」と思いながら犬を無視し続けていると、別の家族連れに向かったが、その「藤原2号」は、小学生くらいの女の子の足にしがみ付いていたのだが、腰の動きが怪しい。流石「藤原2号」さかりが付いている?!そして午後の部へ。

  

 今度の非常に分岐が解りづらいところが多い。コースを見失ってしまってしまい土谷氏の助けを待つこともしばしば。さらには午前の部にもまして水溜まり攻撃だ!!結局みんな泥だらけになりながら2時間弱でゴール。しかし余りにもみんな汚い、そのうえブーツの中はぐちょぐちょだ。ダートがいっぱい走れて気分はチョベリグなのだがブーツの中はチョベリバだ。
 いつものツーリングならば温泉希望者が多数いるはずなのだが、温泉が遠いことと身なりが汚いこともあって、温泉希望者はBMW三人衆のみとなった。他は下道組と高速組に別れて帰路についたのであったのだが、クラブツーリングにしてはえらく早い帰宅となった。帰宅後の風呂とビールは最高であったが、次の日の朝起きが辛かったのは言うまでもない。
p.s.ブーツの中がぐちゃぐちゃになった諸君、水虫とブーツのカビに気を付けましょう。