
2026年7月25日~26日
はじめに:14年ぶりのレポート提出。いやいや、久々の土谷隊長からの
レポート提出命令です! SSER北4、東北3等のラリー参戦レポートを除き、
ビッグオフロードクラブ(BOC)ツーリングレポートは実に14年ぶりの提出と
なります。
皆さん、お疲れ様です。グッサンこと西口清史です。
最近乗るのはクロスカブ専門で、今年5月のBOCツーリングはKTM790ADV
に半年ぶりに乗り、ビッグオフの乗り方を忘れて、しょうもないヌタチュルで
コケてたハゲ親父です。昨今のアドベンチャーバイク人気再来の影響で新し
いメンバーの方が増えましたが、さぞかし難儀なジジイだと思われた事で
しょう。
しかしこうは見えても、7~8年前までは東北3DAYSラリーの第1SSで118
台中12位、総合18位に入ったりで結構気合入れて頑張っていたんですよ
(あ!年寄りが一番嫌われる昔自慢だ!)でも池内さんや松木さん、近藤
さんら大御所が参加していなかったせいで、今回はボクが最年長参加となっ
ちゃいましたよ。来年数え年で古希(70歳)を迎える事となり、今までできていた事がひとつずつできなくなったりで、年々自信を無くしております。
ボクの愛車はKTM790ADV、ADV-RやADV-Rラリーではなく、一番足つき良いけど格好悪い素のヤツとなります。このモデルが出たのは2020年頃だったと思いますが、その頃乗っていたCRF1000アフリカツインがやたらと重く感じて来て他車種への乗り換えを検討していて、サスがめちゃ良いとの評判のKTM790ADVシリーズを検討したものの、昆虫みたいな顔が嫌で躊躇していたのです。で、ちょうどその時TENERE700が発売され、あまりの格好良さに飛びついた訳ですが、初期モデルだった為か、低速でのアクセルの開け初めでの、まるで昔のバイクのキャブの張り付き症状みたいなガツンと来る唐突な動きとか、ガレ場での足の動きの悪さが嫌になり、3年だけ乗って手放しました。(現在のテネレ700は、随分と良くなっているらしいですが)。
その後、フラット林道ならこれで充分だ!と意気込んでホンダCL500に浮気しましたが、高速を使って東京から四国まで自走し、ラリーに出てガレ場で振り回されては、また自走で帰ると言う、全くバイクに似合わない使い方をしたものですから、いっぺんに嫌になり半年ほどで手放しました。そんな折り、回りまわって890ADVのステッカーチューンを施した790ADVの出物があったので飛びついたわけです。そりゃADV-Rやラリーの方が圧倒的に格好いいですが、170センチの短足のボクが無理をして、足つき悪いガレ場とかで足を空振りしてひっくり返るより、自分の支配下に入るバイクを選ぶ方が、「結局安全で速い」を持論としているボクは、迷わず素の790ADVを選びました。毎回来るたびにバイクが変わってると笑われていますが、そう言う事情もあったわけです。
DAY 1:7月25日(土)集合〜金沢林道〜女沢林道〜キャンプ場
ここ最近バイクをまっすぐに押せなくなったりしてきたので、毎朝の愛犬との5キロのウォーキングの上に、2か月ほど前からうつむきで両肘をつき、お腹からつま先までを上げて我慢する体幹強化トレーニングを続けております。おかげで前より少しはまっすぐバイクを押せるようになって来たりで、気分よく参加した長野のキャンプツーリングとなります。

諏訪南ICに13台が集結
25日朝、早起き癖のせいか家を早く出すぎて、集合場所の諏訪南インター出口のファミマには一番乗りとなりました。待つこと10分、KTM790ADV-Rの梅野さん登場、土谷隊長もカジバエレファント900で到着。その後続々と皆さん到着です。今回のツーリングには、TRIUMPHスクランブラー1200で初参加の澤田さんとか、30代の若いライダーさんがおられました。アラ還中心のクラブになっている昨今のクラブにとっては大変喜ばしいことですね。
【参加メンバー&愛車一覧】
土谷隊長(カジバ エレファント900)
梅野さん(KTM 790ADV-R)
松田さん(BMW R100GS)
高橋さん(トゥアレグ600)
稲葉さん(RD07 アフリカツイン)
辻口さん(KTM 890ADVラリー)
金野さん(XR400R)
佐多さん(BMW R12GS)
佐多さんジュニア(CRF250L)
岸さん(BMW R1200GS/はるばる兵庫県から参加!)
二木さん(モトグッチ V850/最新兵器初お目見え)
澤田さん(TRIUMPH スクランブラー1200/初参加)
西口(KTM 790ADV)
総勢13台が揃いました。


金沢林道〜野宿会の聖地〜道の駅 アルプス村 長谷
10時半頃出発、先ずは甲州街道のJR中央本線富士見駅前から西に山を登り、金沢林道で足慣らし。ここは途中までは超フラットですが、4輪も入ってくるので要注意です。岸さんが前方を走っていたので、一昨年一緒に出た四国アドベンチャーラリーの頃より上達しているか観察してやろうと思ってると、どうも殺気を感じた様で先に行けとの事(笑)
芝平峠まで走り小休止しますが、そこはシニア団体のBOCですから長話となり、なかなか出発とは行きません。「もうキャンプ地に行くか!」って言う人も出てきたりします。峠を下り、少しガレた林道を下ると、YouTubeで有名?な例の野宿会(会長は元気してるかなあ?)の聖地であり、美しい河原に野宿できる場所が左に見えます。なんか懐かしいなあ!またここでキャンプしたいなあ、熊が怖いけど。
そこから高遠の町に向けて山を下り、「道の駅 アルプス村 長谷」で昼食です。各自お好みの定食を注文し、デザートにソフトクリームを頂いてからのまったりタイム。昼寝している人もいたなあ(笑)。そして午後の林道に向けて再出発となりました。


女沢林道
美和湖を右に見ながら南下、美和湖が終わるところから右折し、女沢林道へ突入します。今回はいつものアテンド担当の常連さん達が欠席で、林道入口に着いてからも誰も先に行こうとしないので、「じゃ行くか」と仕方なくボクが先頭を走る羽目に。ここからは、ちょいと気合い入れてスタンディングで走ってみます。
すると何か後ろから、バルンバルンと単発の威勢の良い音が。おまけにホーンをピッピ!ピッピ!と鳴らして煽ってくる。「えー?今回はXR650の池内師匠は来ていないよな。誰だよ」って振り向くとXR400の金野さんでした。「レーサーで煽って来るなんてやめてよー!」って思ってるとなんかワアワア叫んでいます。聞いてみると、ボクの左のエンデュリスタンのサイドバッグがずれていて、「タイヤに絡むと危ないよ!」って教えてくれていたのでした。ありがとう、でもあと少しだし大丈夫、て事で直さずそのまま走ることに。
しばらく走り、ブラインドカーブを曲がったすぐの所に土砂が山から崩落していて、泥の盛り上がりを4輪が通過してできた何本かの深い轍に遭遇。減速が間に合わず一番ヤバい轍に斜めに入り、電車の線路みたいに前輪を取られてたまらず転倒してしまいました。


やっちゃったー!久し振りなのにジジイのクセして調子に乗って先頭なんか走るからだよ。完全な反応遅れでした。しかし、右側の柔らかい土がたまっている斜面に寝ただけだったので、泥は付いたけどバイクも身体も無事でした。後ろから来た金野さんと澤田さんに手伝ってもらってバイクを起こしていると、後ろで(高橋)良くんが同じように転けてました。道を塞いでいたからね。良くんは足を挟んでひざを痛めた様子でした。良くん、ごめんね。その後経過はいかがでしょうか。
そこからは、先頭をレーサーの金野さんと若い澤田さんらに任せてゆっくりとクルージング。途中、休憩場所でバイクを見ると、サイドバッグがタイヤに擦れて穴が開き、中の焚火用の網がはみ出てホイールのサイド部分を擦り、黒のホイールが剥げて銀色に変わってました。金野さんの注意喚起を聞かなかったせいです。すんません、反省です。

キャンプ場到着〜温泉〜夜の宴会
休憩後は北上して長谷五郎山林道方面へ。結構ガレていましたが、全員トラブルなく高遠方面に下山し、美輪町で夜の買い出しをして「長田の森自然公園キャンプ場」へ。
到着後すぐにテントを張り、良くん、岸さん、澤田さんらとひとっ風呂浴びに歩いて近くの「みのわ温泉」に。脱衣所で服を脱いでいると、澤田さんが筋肉盛々でもの凄い身体をされている事に気付きました。聞くと、厳しい訓練で有名な自衛隊の空挺部隊出身だとの事。どうりで、比較的小柄ながら大きなトライアンフを軽々と操って走れるわけだ。
昼間は暑かったものの、夜は東京とは違って過ごしやすい気温に下がり、心地良いそよ風の中、宴会となりました。美味い酒とバーベキューでお馴染みの自己紹介となりましたが、その後ボクは疲れて寝落ちしちゃってたのでどんな話をしたのかよく覚えておりません(笑)。

DAY 2:7月26日(日)ダート走行〜解散〜そしてソロツーリングへ
玉城枝垂栗林道と解散
翌26日朝、曇り空ながらほどほどの天気の中、岡谷方面に向かいました。ローソンで昼飯を調達後、玉城枝垂(しだれ)栗林道へ。
まさにアドベンチャーバイク向けの走りやすいフラット林道なので、ダートランを堪能しました!…って事のはずなのですが、実のところよく覚えていないんです。昨夜からの二日酔い気味な上に、2日間の林道三昧で疲れていたからでしょうか。どこかでローソンのおにぎりを食べたはずですが、どこで食べたか思い出せません。ほんと情けない。(ん?でも誰かが転んでて、バイクを起こすのを手伝ったような気がするなあ?)ということで、解散となりました!


エピローグ:解散後の4泊5日ソロツーリング
ボクはこの後、土谷隊長のトランポに預かってもらっていた荷物をキャンプ場に取りに戻る為、隊長とランデブー走行。隊長がエレファントをトランポに積むのを見届けて別れ、ひとりで松本に向かいました。翌日から、松本、上高地、飛騨高山、白川郷、福井勝山、金沢千里浜、黒部と4泊5日のソロツーリングに向かう為です。
すぐに松本のホテルに到着しましたが、雨が降って来るし、疲れていて松本観光に行く気力も起きず、チェックインにも早すぎるしで困っていると、フロントの方が察して気を利かせてくれ、空いている部屋に特別に案内してくれました。部屋に入るなり風呂にも入らず3時間ほど爆睡。クア・アンド・ホテル信州健康ランド様、ありがとうございました。良いホテルです。
おわりに
昨年ゴールデンウイークに九州ロングツーリングに行き、過労の結果免疫力が落ちて体内ヘルペスが暴走し、右顔面麻痺になりました。古希近くなると、林道を何日も続けて走ったり、テントで寝たりする事はしんどくなってきた様に感じます。これからは無理をしてラリーとかに出るのは自重し、体調と相談しながら、細く長くツーリングを楽しんで行けたらな、と思います。さあ、いつまでビッグオフバイクに乗れることやら。