2023年7月のクラブキャンプツーリングレポート
    
2023年7月29日(土)30日(日)の2日間に渡って長野県を中心に行われました、BOCツーリングレポートのレポートをR1200GSAの齊田が担当させて頂きます。つたない文章ではございますが、お付き合いください。

Day1 談合坂SA

 本日の1つ目の集合場所は中央高速道路下りの談合坂SA。集合時間は7:00です。余裕をもって家を出たつもりでしたが、交通量が多くて今一つペースが上がらずに、集合時間ギリギリに何とか到着。そこに集まる一台、また一台と増えていくBOCメンバーのバイク。メンバーの皆様の声、久々にBOCツーリングへの参加のためか期待に胸が高鳴ります。しばらくして本日の2つ目の集合場所に移動となります。

 

道の駅 小坂田公園
 本日2つ目に集合場所である道の駅「小坂田公園」に移動を開始した直後に自分のナビをセットしていないことに気が付きました。この移動は隊列を組まない事になったため、各自が自分のペースで移動をするのですがこのままではたどりつけません。ちょうど目の前におられたCRFアフリカツインの小島さんについて行く事に。それほど速いペースでは無かったと思うのですが、小島さんを見失うとたどりつけないので少し緊張気味に後を追いかけ、午前9時位に何とか次の集合地点に到着。この時間になると日差しが強くなってきて、自販機で買った冷たい飲み物を飲みながら日陰に隠れて談笑する等して待機。

  

初日の林道
 9時30分過ぎ位に道の駅「小坂田公園」を出発。そこから、幾つかの林道のクリア。緑のトンネル、時折見える景色、そして何よりバイクとの一体感。この時間は、まさにバイクツーリングの醍醐味を堪能するものでした。初日のダートは平和でした。

  

 

ながた自然公園キャンプ場に到着
 15時過ぎに今回の宿泊地である、ながた自然公園キャンプ場に到着。西口さんは愛犬バロンちゃんと車で先に到着してすでにテントも準備済みの様子。優雅に過ごす西口さんを横目に他の皆さんは手慣れた感じで場所決めをして着々とテントを貼って行く。そうこうしていると、西口さんがテントを設置知った場所は他の客が予約している場所であったようで、再度テントを設置しなおすことになってしまいました。先ほどの優雅さはどこえやら汗だくになりながらテントの設置をやり直す西口さんでした。

      
  

温泉での癒し
 野営の準備は整うと、多くの方が近くの温泉に出かけ始めます。私も温泉に行こうとすると近藤さんから軽トラで温泉して帰りに買い出しに行こうという提案をいただき、お言葉に甘えることにしました。温泉について体を洗いお湯に浸かると日中の疲れが癒されました。温泉を出ようとすると、食事処があり一緒に温泉に来ていた近藤さん、小島さん、私は冷房が聞いているここで夕食をとってしまおうということになりました。そこではお酒を提供しており、それを見た近藤さんから帰りは私が運転してみてはどうかという提案がありました。私は即OKしたものの、よく考えると教習所を出てからマニュアル車の運転をしていないことを思い出しました。その旨を近藤さんに告げると「そうですか、ではやめておこうか」となりましたが、ツーリング後のアルコールの誘惑には抗えないらしく大して間を置かずに「いや、大丈夫だよ助手席でサポートするから!」という暖かい応援をいただき帰りは私が運転することになりました。その後、食事をおいしく戴きながら今日の出来事やら近況やらの話に花を咲かせたのでした。

  

  

いざ買い出し!
 食事を終えて、いよいよ初めてのマニュアル車の運転。スタート時に少々苦戦したものの何とか、キャンプ場近くのコンビニに到着。宴会と翌朝の朝食の買い物を済ませ、キャンプ場に戻ることに少々苦戦するも何とかキャンプ場の入口まで辿り着くも痛恨のエンスト。ちょうど入口は坂道になっていて、坂道発進に挑戦する事になってしまった。。。4半世紀程前に教習所で教えてもらった坂道発進の手順を思い出して挑戦しましたが、失敗。10センチ程後退するも近藤さんが咄嗟にサイドブレーキを引いてくれて事なきを得る。もう一度坂道発進にチャレンジ!ビビっているので必要以上にエンジンを吹かしてしまいましたが、今度は何とか成功し何とか駐車スペースに到着。この50歳を過ぎて初めての事に挑戦するのも悪くないなと思いました。

夜の宴
 キャンプ場での夜の宴会は、ツーリングの疲れを忘れさせてくれる楽しい時間となりました。この日はラッキーなことに近くで花火大会があるとのこと。18時30分を過ぎた頃から始まった花火は、ここ数年のコロナ禍で久しく見ることが出来なかった事もあり、とても感動的でした。夜も更けて9時過ぎには宴もお開きとなり就寝となりました。

 

Day2
 朝6時、キャンプ地で、何となく皆さん活動を開始している気配を感じで目が覚めた。朝食のサンドイッチとおにぎりを手早く食べて撤収の準備を始める。いつもそうなのだが、私は片付けが苦手だ。そう分かっているので早めに始めるが、最終的に撤収が完了すのはいつも最後位になる。なぜだろう?

 

2日目の林道
 この日の林道は初日と比べると少し荒れ気味。緊張気味に走っていると、新藤さんのCRFアフリカツインが林道の脇で転倒しているのを発見。駆け寄って見ると本人は無事な様で、3~4人で引き起こす。その後も慎重に走行して何とか、昼食場所の道の駅「南アルプスむら長谷」に到着。昼食をとってバイク置き場にもどると。後から追いついてこられた岸さんのGSに人だかりが出来ていた。なんでも林道で転倒して、フロントブレーキのリザーバータンクを破損してしまったとのこと。本人は体にケガは無いそうで、その点は良かった。レッカーを呼んでバイクは送ることに。ご自身は橋本さんのムルティに二人乗りで帰るとの事。残念でしたが致し方ない。
 午後の林道は更に荒れ気味。走行中に羽田さんのGSAが転倒しているのを発見。私も停車した場所が悪くバランスを崩して立ちゴケ。人を助けるつもりが二次災害を引き起こしてしまった。。。その後も荒れ気味の林道を進んでいたが、少し大き目の縦溝に遭遇。クリア出来たかと思った瞬間にリアタイアが滑り、バイクが右に倒れボクサーツインの右シリンダーを中心に180度ターンをしてしまった。かなり派手な転倒だったが、ケガもせずに済んだのは幸いだった。GSがとんでもない角度で転倒したので一人ではどうにもならず、皆さまに助けていただき何とか再スタート。荒れ気味の林道を抜けたところで休憩となったが、そこには「災害より通行止」の看板が立っていた。なるほど大変な訳が理解できた。

  

  

  

  

ツーリングのドラマ
林道を抜けて、アスファルトの上で集まってこの日は解散。しかし、帰路につく途中、藤原さんのGSAがパンク!原因は、なんとタイヤに刺さっていた釘らしきもの。ビードも完全に落ちて走行不能になり、バイクはレッカーを呼んで送ることに。その後、小島さん、高瀬さんに釈迦堂PAまで来てもらい、二人乗りで帰宅。
今回のツーリングは色々ドラマがありましたが、大きなケガをする方も出ずに終えられて良かったです。また次回のツーリングでお会いしましょう!

 

今回の楽しい参加者達!
土谷さん@MTS12ED、宇都宮さん@Vスト650、稲葉さん@AF750、藤原(雅)さんR1200GSAD、松田さん@R100GS齊田(私)@R1200GSAD、岸さん@R1200GS、高橋さん@トゥワレグ700、山口さん@890ADV、長尾さん@デザートX、近藤さん@H-FE350、辻さん@R100GSPD、中谷さん@トゥワレグ700、畑さん@R1250GS、小島さん@CRF AF、高瀬さん@CRF AF、新藤さん@CRF AF、西口+愛犬@ベンツ、佐多さん@RnainT UrbanGS、橋本さん@MTS12ED