2023年1月のクラブツーリングレポート


 20232月5日、今年初めのクラブツーリングは、例年と同じ神奈川県厚木市、相模川沿いの河川敷、通称「猿ヶ島」と言われる広い河川敷の一画を占める草オフロードコースのある広場。バイクだけでなく、野球や模型飛行機や釣り池など、関東には珍しくなりつつあるエリアである。一部のモトクロスコースではモトクロッサーがうなりを上げ、ビッグオフでは軽量車の障害物になりかねないので、外れにあるコースと砂利の広場で遊ぶのが今回の目的。

  

 集合場所のコンビニには17台のビッグオフに、KTM-ADV納車待ちの人も。情報交換や挨拶もそこそこに、河川敷きのショートコースを目指す。コースは簡単なアップダウンとバンクのあるカーブの一周200m程。まずは会長自らエレファント900でコースイン。
 さすがに乗りなれてるだけあって、サクッとスイスイ回ってきます。それに触発されて他のメンバーもコースイン。ノーマルタイヤでもオッケー!R100GSVスト650にアフリカツイン・KTM790ADVBMW HP-2が次々にコースで遊んでいます。走らないメンバーは、カメラを構えて仲間の走りを撮影したり、バイクの話で盛り上がったり・・・。
 一通り走り終わると、少し下流の砂利の広場に移動しますが、その道中も、枯れ川の1m程のアップダウンも初めての人には壁に見えます。今までもバイクに乗っている技量があれば簡単に越えられるが、その経験が無いと気持ちが負けて走れなくなる。前走車がサクッと越えるのを見て、度胸を決めると簡単にクリア。その積み重ねがバイクに・オフロードに取って大切な経験と自信になります。

   

  

 広場に着くと、コースとは違った砂のフカフカや拳大の石ゴロゴロで、ここはアクセルの開け具合と度胸が試される。と言うよりも最近のバイクの性能、トルクコントローラーの試し試乗会となる。特にフカフカの柔らかい砂地では、トルコンON&OFFの違いがはっきり出る。トルコンONではアクセルを開けてもエンジンがガス欠にも似た症状であまり強くは吹けないがそれなりに徐々にスルスルと動き出す。逆にOFFにすると、勢い良くエンジンが吹け上がり埋もれながらも砂をタイヤのブロックで掻きながら動いていく・・・。その感覚は、乗り手の好みにもよるが、最新のテクノロジーを使いながら走るもの、楽しく、また安全に走る為のテクニックでしょう。

   

 

 一通り遊び、話も一段落した所でランチタイム。いつものハンバーグレストランに予約の連絡を入れるが、人数が多いために席が確保出来ないとの事。仕方なく別の店を探すも最終的には城山川(?)上流の街に近いケンタッキーでのランチとなりました。ここでアフリカツインのコジー君が、リアに積んであった工具袋を落とした事に気づき取りに河原に戻っていくが、親切な別のライダーが拾って見やすい所に置いていてくれたおかげで、無事に戻ってきてホットする。昨年はナンバープレートを落としたりと、荷物やバイク装備品のしっかり固定しておきましょうと言う事で、1月のクラブツーリングはお開きとなりました。