クラブキャンプツーリングレポート        2021年7月17~18日


7月のクラブツーリングは、10月に控えたクラブ設立30周年イベントのコース下見を含めた林道ツーリング。総勢14名、塩尻市の道の駅「小坂田公園」に集合するもパーキング内が工事中の為、急遽コンビニに移動し、ツーリングの始まり。
 参加者は、土谷 MULTISTRADA-Enduro、藤原 R1200GS/ADV、齊田 R1200GS/ADV、辻 R100GS/PD、山内 KTM640ADV、稲葉 AfricaTwin 750(トリコロール)、松田 R100GS、二木 RD750AfricaTwin(黒)、作山 HUSQVARNA701、松木 KTM790ADV、辻口 KTM890RALLY、小林 KTM890RALLY、川島 Vストローム650、藤原 R100GSのDAY-1-2含めても最近にしては少なめです。
 新型のKTM890RALLYに乗る2名が早速話題の中心に。その安定感はアフリカツインでは到底到達出来ないレベルを醸し出す。だけど今回は、あくまでキャンプツーリング。新型も旧型も、シングルもツインも、600㏄も1200㏄も仲良く走り出します。

  

 1本目の林道は、ほぼ全員が初めて走る未知のダート。しかし、この林道は山の中腹を主要国道と並走するアップダウンの殆どないフラットな薄い砂利敷林道。皆、良いペースで飛ばします。小さな水溜まりのチュルで小転倒もありましたが怪我も故障もなく再発進。
 林道を抜けるとそこは美味しい蕎麦屋が待っていました。到着時間が早かったから、大人数でも全員席に着くと、早速美味しい手打ちそばに舌を打ちます。長野といえば「蕎麦」は有名ですが、ここはオーナー自らが打つ手打ちで、信州のそばを堪能しました。

  

  

 ここで、KTM640ADVの山内さんと合流。2本目のダートへ向かいます。2本目はコマ図イベントのメインルートともなるロングダートで約8.5㎞あります。途中には「日本のへそ」と言われる展望台もあり、伊那市と南アルプスと駒ヶ岳を展望出来る見晴らしの良い箇所へ。ここで、今回の集合場所の写真を撮るも、だれかいないような・・・?それは後で思いだします。

  

 この林道を抜けた所で、今回のキャンプ地の「樽尾沢キャンプ場」へ向かいます。ここは市営で上流のダムの併設で作られた公園の一画のキャンプ場となります。さすがに無料と言う事で、多少の不便さもありますが、周りを山で囲まれた静かなキャンプ場で、クラブとしては10周年・20周年、そして毎年使わせてもらっているお気に入りの場所です。
 夕食は、コロナ渦と言う事もあり個々で取ってもらい、食後には間隔を持ちながら、バイク談議に花が咲きます。キャンプエリアの脇を流れる清流には、蛍の生息もあり、所々でゆらゆら流れる小さな光を眺めつつ、夜は過ぎていきました。

  
      

 翌日は、キャンプ地より南に向かい、こちらもロングダートとして有名な陣馬形線へ。こちらもフラットな稜線に続くビッグオフ向けの快走路。約8㎞先からは舗装されており、その先はさらに土砂災害の被害で通行止め。引き返しながら景色の良い所で、それぞれの記念撮影を行い、来た道を戻ります。
 舗装路で伊那市の道の駅「南アルプスむら」でランチを摂り、帰路となる茅野市方面へラスト林道を快走します。
 最終林道を抜けた所で今回のクラブツーリングは解散となりました。今回のツーリングは美味しい物も一杯食べ、ダートも走り、景色も見られ、夏のキャンプツーリングとして十分に楽しみました。

  

   

   
 
  

 肝心のクラブ設立30周年イベントで使うコマ地図製作の概略ルートの下見ができました。(ただ、この後、大雨が続き、林道よりも舗装路の山越えルートが至る所で通行不能となり、さらにメイン会場とする樽尾沢キャンプ場が使用不可となるとは、だれが予想できたでしょうか・・・。)