2020年7月のクラブキャンプツーリングレポート

 8月1日(土)、今年の長梅雨が明けて初めての週末。晴天に恵まれて快晴の諏訪南インター先のコンビニに集まったのは2気筒1000㏄クラスのBIGOFFROADCLUBのメンバー9人。コロナ自粛でお出掛けストレス満載のライダーは待ちに待ったと言わんばかりの笑顔です。
 今回のキャンプツーリングの参加者は、近藤@R1200GS/ADV、藤原@R1200GS/ADV、西口@T700テネレ、稲葉@RD04 アフリカツイン750、松田@R100GS、梅野@KTM1090ADV、辻@R100GS/PD、二木@RD04アフリカツイン750、川島@Vストローム650(初日のみ)、村尾@F800GS(キャンプのみ)、土谷@XR100R(サポート参加)です。

  

  

 9時に集合し、早速近くの林道を目指します。1本目の林道は90%が登りのショート林道。路面も安定していてとても走り易い。2本目は、標高2000m近い高原を向けるフラット林道。道路脇には湿地帯のあり、遊歩道がある為、皆、減速してゆっくり通過します。
 この後に、黒河内林道入り口に着きますが、事前情報の通り路面崩落の為通行止めです。止まっていると地元の人が、「暫くの間、通行禁止だよ!」と優しく話してくれるので状況を聞くと、最近、無理してゲートを抜けようとするライダーがいるらしく、困っているとの事。良いライダーさんは、無理なゲート通過はしないようにしましょう。そうしないと、困ってことになりますよ。(過去談あり)
 舗装路を引き返しながら、周辺には景色の良い所もあり、バイクと風景を皆で撮りあい、昼食地の「道の駅 南アルプス村」に向かいます。この道の駅は、伊那市の三輪ダム湖畔にある高原風情のある涼しげな道の駅。手作りパンや高原野菜の直売所もあり、レストランでは地元の野菜を使った高原野菜カレーがおすすめです。ここで、朝の集合地点に間に合わなかった新車を購入したばかりの西口さんが登場。早速、新型車のヤマハT700の話で盛り上がります。本人曰く、「軽くて扱いやすく、オフロードの性能は天下一品、最高!」と絶賛。昨年は新型アフリカツインを買ったばかりであれだけ褒めていたのに、あっという間の様変わりです。

  

 昼食を済ませると、今回のツーリングメインのキャンプ場は最近人気があり、遅い時間だとサイトが一杯になるとの事で、道の駅からキャンプ場へ直行。3時頃にはキャンプ場に到着し、各々、木陰にテントを張ると、そこから温泉へ向かいます。近くには良い温泉もあり、大満足です。
 キャンプ場へ戻ってからは宴会のスタート。コロナ感染防止の観点から、食事はいつものバーベキューから、個人調理へ変更です。皆さん料理自慢の一品を自慢しながら久しぶりのキャンプを楽しみます。

  

   
      

 翌朝は、キャンプ道具の撤収を完了して、荷物を会長の車に積んで、軽装備で林道へGO!この辺りではお馴染みの「林道高峰線」ですが、入り口に「林道樹木伐採中につき通行禁止」の立て看板が。しかし、下部に赤文字で「日曜・祝日は作業中止の為、通行可能」と書いてあります。これならOKと進みますが、やはり先週までの梅雨の残りで、水溜まりとヌタ場が多くあります。ちょっとしたヌタでもビッグオフにとっては要注意。慎重に進みますが、何か所でバイクの横に泥が着きます。スピードが出ていないので、皆でカバーしながら進みます。材木伐採地帯に差し掛かると、辺りは丸坊主の山に、重機とトラックの通過したフラットながら細かなギャップがナカナカ走りにくい。

  

   

   

  

 全員無事に通過すると、2本目3本目とショート林道を繋ぎ、キャンプ場へ戻り、荷物を積みなおして、ランチへ向かいます。昼食のレストランは、杖突峠の北斜面にある見晴らしの良い展望レストラン。諏訪と富士見と霧ヶ峰・蓼科三山を見渡せる絶景ポイントです。
 食事をしながらバイク談議もそこそこも、今回のツーリングも解散となり、帰路に付きました。