2016年 1月のクラブツーリングレポート

 この度の定例ツーレポを務めさせていただくことになりました田澤と申します。

 簡単に自己紹介を。相棒はBMWの水冷R1200GS-ADVとF800GS。4年前、空冷R1200GS時代に猿ヶ島で初オフロード。しっかりと洗礼(砂利転倒・サンドスタックetc)を受けましたが、懲りることなく地道に練習を重ね、昨年のGSトロフィー@鳥取でのスキルチャレンジにてお立ち台に上がることが出来ました。
 若干幽霊部員気味ではありますが、2回目の成人式を迎えたばかりの若さと気力で諸先輩方の背中を追いかけ続けたい所存。さて、サル年だから猿ヶ島!!とばかりに相模川の河川敷を使っての走り初め。年末から続く好天の影響で水溜りも少なく絶好のオフロード日和でした。

  

 集まったメンバーは・・・、
土谷 ELEFANT900M、松田 R100GS、高橋 1190ADV、高橋(忠)XC800、稲葉 アフリカツイン、小川 XR650R、池内 XR650R、梅野 XR650R、松木 990ADV-S、大友 R80GS、近藤 690ED-R、西口 690ED-R、安達 F650GSセルタオ、浅井 電動トライアル、田澤 F800GS、大野 水冷R1200GS、高橋 水冷R1200GS-ADV、石井 R1200GS-ADV、小島 R1200GS-ADV、横井 R1200GS-ADV
なんと総勢20台の大所帯(面子後半、BMW重量車の集団は当方の友人達です)
 まずは集合場所のコンビニから、いざオフロードへ・・中々出発しません。意見交換と休憩の時間はしっかり取るのがクラブの伝統と心得ております。忘年会の席で熱い入札合戦の末、競り落とした西口さんの690エンデューロRのお披露目、と思いきや近藤さんもなんと同じ690エンデューロRで登場。水冷R1200GS-Aはどうしたんでしょう。他には昨年の秋DOAからの帰路、謎の異音が発生した松田さんのR100GS@復活までの四方山話なぞ。と、ここで会長のから「のんびりしてるとお昼になっちゃうよー」の号令で一同出発。河川敷を目指します。

   

 これだけの大所帯になると、移動する様も壮観です。まずは軽く肩慣らし。川沿いに南下しながら河原を移動します。当日は中州近辺にてエンデューロレースが開催されていたようで、コンクリートの堰から望む当該地域はなにやら恐ろし気な砂煙の中・・ビッグオフでの参戦・観戦は二次災害の危険性がありますので大人しくさらに南下。高橋(良)さんが下見で見当をつけておいてくださった広場を目指します。
 以前は尾根っぽい雰囲気の林間コースがあった所が、伐採されて広場になっていました。多少の水溜りは残るものの、八の字あり土手登りありの遊べそうな場所。肩慣らしにはもってこいの雰囲気です。ここで電動トラ 荷物をおろして走り出す支度をするかと思いきや、休憩する方、「ちょっと乗らせて~」な試乗にときめく方、カメラを出して餌食を求める、じゃなかった走行記録を残す方。楽しみ方は様々です。

   

 試乗はやはり電トラが人気。原チャリ感覚で簡単に振り回せるかと思いきや、そう簡単には行かない様子。ゼロ発進から最大トルクを発揮するモーターの特性に、何人も餌食になっていました。本人の名誉の為に当該メンバーの実名は控えさせていただきます。
 この場所では、数々の美味しいシーン、じゃなかった、貴重な走行シーンが様々な記録媒体に残されました。イアル車を持ち込んだ浅井さん@猿ヶ島の影の管理人が追いついてきました。

   

 各々がいい汗(冷や汗含む)をかいてウォーミングアップが済んだ所で、さらに練習場所を求めて下流地域へ移動。サンドと玉砂利がミックスされた場所を目指します。そこまでのリエゾン区間もこれまたいい練習。コンクリートの堰越えや、拳大の石だらけの一本道。オフロード用語で言うならば“基本フラット、若干ヌタ、一部区間ではちょいガレ”とでも表現しましょうか。?#?オフ車乗りはみんな嘘つき??
 道中、転倒・迷子・立ちごけ等、数々のドラマがあった模様ですが、何とか例のサンド区間に全員集合。荷物を降ろして走り出す支度をするかと思いきや、ここでは基本、見学のスタンスの方が多し。ビッグオフで走るにはかなり厳しいコンディションですから・・・そんな中で果敢に攻めるメンバーには期待の眼差し、ではなくカメラが向けられます。曰く「何かやらかしてくれないものか」

  

 期待にしっかりと応える方もいれば、期待以上の走りでルーストをまき散らす方も。当方もF800GSの走行性能を試すべく走り出しますが、河原側の玉砂利区間ではハンドルにしがみついて行きたい方向に目線を向けるのが精いっぱい。後で気が付いたのですが、ここではもっと河原側の固くしまった石畳状の路面を走るのが正解。“路面状況を的確に読む”スキルも問われる場面でした。
 ※余談ですが、サンド区間の左右に広がる雑草エリアには、猟犬の訓練用の罠が仕掛けられているとかいないとか。ショートカットやラインを踏み外して突入してしまう場合には十分にお気を付けください。
 シーズンインにしては十分すぎるほどの練習をこなした所で、全員そろっての集合写真を撮影。冷や汗以上の大汗をかいたメンバーと、見学メンバーとの消耗具合の差が著しい仕上がりだったと思います。

   

 その後は全員で国道沿いの定食屋に移動して遅めの昼食。美味しいハンバーグ定食を堪能しました。昨年の1月定例ツーリングの後にも立ち寄ったお店だとか。今年は忘れ物無く撤収出来たようで。ってゆーかその時の後日談を1年ぶりに聞くことが出来ました(笑)
 クラブ設立25周年の記念すべき年に相応しい、賑やかな走り初めツーリングでした。皆さま、今年も楽しくご一緒させて下さい。