クラブツーリング リポート  
    (2015年5月10日)

 正に風薫る五月、最高の天気に恵まれた今年2回目のクラブツーリング、
R80GS-Basic:大友が初めてのリポートをさせていただきます。

 最終集合場所の沼田IC出口ローソンに集まったのは20台。本日初参加は、
R1200GSの印南さん。毎度の通り新潟の波方さんにお見送りをいただき1本
目の赤倉林道へ向けいざ出発です。今日は 距離のある栗原川林道を抜け
るので、途中のGSでしっかり給油して行きます。

  

 R64を通って赤倉林道の西側取り付きに到着すると、なんとゲートががっちりロックされ脇も岩で塞がれて入れません。腕に自信の皆さんは横の土手を勢いよく登って中に入って行きます。その間、土谷会長は何やらゲートのボックスをいじり出しています。構造を知り尽くした仕事師に時間はあまり必要ありません。すぐにゲートオープン、全員通してもらえました。いやーさすが会長大したものです。
 西側からの赤倉林道は、はじめは渓流が脇を流れるいい雰囲気のフラットダートが続き、後半少し登って峠を越えたところから視界が開け、まだ雪の残る群馬の山並みが眺望できます。ここで失礼して止まって写真を撮らせてもらいました。東側へ抜けR120を通りいよいよ皇海山の山腹を縫って走る栗原川林道へ向かいます。

    

 ここは3年前私が初めてBOCクラブツーリングに参加させてもらった時に来た林道で、尚且つフロントタイヤを砕石でカットしパンクした因縁の場所でもあります。今日はパンクしないように路面に十分注意しないといけません。
 栗原川林道西側は、3年前と比べ恐らく3kmほどが新たにコンクリート舗装されてしまっており、ちょっと残念。相変わらずの砕石・落石多数でところどころ荒れた状態は変わっていません。ここは4輪車も多く入ってくるので、ブラインドコーナーは気を付けないといけません。松田さんが寸前でヒヤッとされたとか。新緑の中を快適に抜け昼過ぎに皇海山登山口の皇海橋駐車場に到着、ここでお弁当タイムです。標高1,350m、少し風も出てきて日蔭はかなり涼しいくらいです。栗原川のせせらぎを聞きながらの気持ちのいいお昼休憩となりました。

  

 昼食後のコース後半は、フラットながら初めところどころ大きな落石とそれを潰したような砕石路面が出てきます。急なカーブや勾配のきついところは殆どないので、4輪でも走れる快適林道が続きます。
 そして本日ラスト3本目は新地林道です。栗原川林道からそのまま続いていて、ここは落石・砕石は少な目の走り易い林道ですが分岐がいくつかあります。先頭の皆さんは違う道に入って引き返し、後ろの我々も左折ポイントを通り越して下の牧場まで行ってしまって引き返したり、どちらも早めに気づいて事なきを得ました。


   

そして最後に難関が待っていました。ここだけ河原の玉石を敷き詰めたような坂がくねりながら続く玉石坂です。 バランスを崩しそうになり、ヒヤヒヤしながら上がります。今日後半のルートでは亀貝さんが立ちゴケ、斎藤さんが転倒、玉石坂では近藤さんが失速ゴケされ会長のビデオにしっかりキャッチされたようですが、皆さん怪我も無く何よりです。R122へ出たところのコンビニまで降りてきて解散、それぞれ帰路に着きました。

   

   

 下に降りてくると、台風並みの強風が吹き荒れており、北関東自動車道までの畑の脇を通る道は砂嵐のような状態で一瞬前が見えない、車体は流される、高速道路でも強風に煽られ解散後も緊張が続きました。
 いい天気の中、たっぷりとダート(合計で凡そ45kmほど)を走り楽しい一日となりました。ご参加の皆さんお疲れ様でした、また次回もよろしくお願い致します。