7月のクラブキャンプツーリングレポート  


 今回のレポートは、房総XR650Rの梅野です。

たまには千葉から出なくてはと今年はキャンプツーリングに参加させていただ
きました。レポートを依頼されて、テンプレートにと過去のを見てたらビックリ!
キャンプツーリングは2008年7月以来、5年振りでした。天気予報は極めて怪し
く、ゲリラ豪雨との予報もあり。まあ宇宙キャンプ、いや雨中キャンプも久しぶ
りだなと覚悟を決めて前夜の準備を終え1時就寝。
 翌朝5時前に起床。犬の散歩の後荷物を積んでTKGをかきこんでスタート。
ガソリンを満タンにして第一高速ステージへ。ほぼ渋滞もなく東北道でKTM軍
団に抜かれ、スクーターに抜かれガソリンの心配もあるのでエコ運転で80km/h
で巡航。しかし北関東自動車道で調べてきたはずの出口がない。PAで聞いて
最寄りICは太田桐生、下りて国道に入る時気がつきました。交差点名をメモっ
てたようです。ははは。そこからは見覚えのある道、途中でガソリンを再チャー
ジしてセブンイレブンに。30分遅刻すいません。

  

 集合場所には日光さんさんと浴びたビッグオフが(すいません)。虎が2匹(西口さんと高橋(忠)さん)、ピカピカのKTMの高橋さん、F800GS亀貝さん、はじめまして。F650GSくまブーツ小山さんお久しぶりです。レポート書いて分かったんですが、5年振りです。ん?一台原付が混じっている?地元の若者かな?君はあっちだよ。隣に地元の原付集団が数台います。いやいや会長土谷さんでした。車検が間に合わなく象さんはお休み。今日はXR100(8馬力)です。今日のキャンプ場にトランポで行ってそこから予習をしてきたとのこと。頭が下がります。みなさん装備がバッチリで最近はナビゲーションも普通になってきました。XR組は電力が乏しいのでよだれを垂らすだけです。
 軽い昼食を仕入れて、さて荷物を、あれ?松田さん(ハイエース)がいない。キャンプ道具はどうするの?馬鹿者!背負って走らんかいと遠くから声が聞こえるようで。最近はすっかり鈍ってしまったようで、気合いを入れてナビはないけどフル装備で出発です。
 国道を北上し県道に入り道が細く林が深くなってきて1本目の小中新地林道。ちょいと崩れてますが登りはオッケー。先の方はかっ飛んで消えてしまいました。虎さんとKTMさんですね。下りに入ると子供の頭くらいの大きさの石がごろごろ。下りで良かった。下の分岐でくまさんブーツと殿の会長を待っているとF650GSが小さくなって下りてきました。いつの間にかXR100に乗り換えて難所を乗り越えたくまブーツさん、そのまま乗り続けるようです。

   

 分岐で行こうと思った方が施錠されており断念。ダートを抜けてから、一旦山を下りて牧場を抜けて、回りこんで目指す林道に入ろうということで・・・、エンジンがかからん!鬼キック中会長とくまさんに待っていただき、くまさんもGSに戻して出発。もたもたしている間に先発隊は消えてしまい、必死に追いかけました。いつもはあっという間に消えて行く会長ですが、ロード×会長×XR100なら消えていかないなぁとか下らないことを考えて走ってコーナーを抜けたらグッチさんのバッテンサイン。先行したKTM高橋さんがコーナーの浮砂でスリップ&ハイサイドと転倒してました。
 かなり激しかったらしく危うく道路端でとまりコースアウトは免れ、先発隊で引き起こしてもらい、高橋さんはクールダウン中。120回ローンの支払い1回目もまだの新車があっという間にキズものに。でもエンジンガードとナックルガードとマフラーが少々傷ついた程度でタフさに感心。また会長も浮砂が気になりスピードダウンしてたようで、くまさんと二人でそれで会長に追随できたのかと気がつきました。高橋さんは右足が怪しく痛むがなんとかなるだろうと一服の後、再起動しました。

  

 この倒れてもなんともないKTM、メーターに液晶画面が付いており、電源を入れるとWindowsの旗は出て来ないですが、OSが立ち上がってからエンジンがかかるようで、ABSやトラクションコントロールやさらにオフロードモードやストリートモード(150馬力!)など選べます。電子燃料噴射装置等のハイテク化で電脳化の進むバイク、恐るべし!インテル入ってる?
 再び山に、栗原川林道に入って、シカよけゲートを抜け、走りやすいフラットダートでブイブイ流します。一瞬、皇海山も見えたようで予報の雨も時々ぱらつく程度でカッパなしで行けます。ところどころ崩れていたり、車がいたりするけど気持ちよく走れる状態でした。しか〜し、高橋さん再転倒!今度はスリップしたようでさっきと反対の左側。やはりバイクは平気のへいざですが、ライダーショック!電脳バイクが何かコントロールしようとして、新車で乗り慣れていないライダーとかみ合ってないような感じです。引き起こして再びクールダウン。
 今度の転倒は肉体的ダメージが少ないようで、さあ行くか!と思って動かそうと思ったら立ちゴケKTMが倒れこんで高橋さんは下敷きに。起こして救出。ちょうど先の転倒でいためた右足の上にバイクが乗ってきて大ダメージのようです。会長にチョコをもらって一息ついて、もう少し頑張って先の登山道入口で昼飯にしました。

   

 コンビニ飯を食べながら、あれやこれやバイク談義。虎はGSのパクリ説等飛び出しました。確かに似てる。くちばしと二つ目。でも元祖くちばしはDR800が最初じゃ等、話が終わりません。レアな虎が二匹でこちらもコアな話が止まりません。
 転倒ダメージの大きい高橋さんは歩けるものの、足がパンパンで次の日はパンパンパンになり、きっとブーツが履けないだろうということでキャンプはあきらめ林道を下りて帰宅する決断をしました。一行ももう一本林道を走る予定でしたが、遅くなったのでこのままキャンプ場に行くことになり、会長は高橋さんの沼田ICまでの付き添いということで再スタート。キックは大変なので下り坂押しがけスタートと横着をします。
 林道を抜け、分岐で一旦集合して、じゃあキャンプ場にというところでエンジンがかからん!高度のせいかな?で、もたもたしているうちにGSくまブーツさんも消えてしまいました。エンジンがかかり少し行くとGS亀さんが待っていてくれました。
 雲行きがかなり怪しくなりGS/GS/XRで走りだし、ありゃ間違えたUターンとしているうちにパラパラ。林のカーブを抜けたらその先はかなりの雨。カッパだなと着ているうちに豪雨に。ゲリラ豪雨ですな。道路にヘルメットを置いていたら、山側から水が押し寄せてきて慌ててバイクにぶら下げる始末。カッパを着てスタートするものの、雨粒がでかくて痛い。前が見えん。亀さんのナビに従い、県道-国道-県道と走り、峠を越えるうちに雨も小降りに。温泉の前を通り過ぎてキャンプ場に向かっているうちに雨も止み、カッパも乾いてきてあとはテントを張るまでは持ってくれと願いながらキャンプ場到着。

    

 あれ?先行しているはずのトラ達がいない?どうしたんだろう?既に松田夫妻とハクトとロク、吉田さんと辻さん、佐多さん、望月さんが到着していました。 テント張りと思ってたけどロッジを使っていいようでラッキー。ワンコの諸注意を受け(ハクトに接近注意!ロクはOK)物をロッジに放り込みます。するとキャンプ場受付の道ですれ違ったMTBのおじさんがやってきました。管理人さんだっけ?いやいや合田さんでした。
 こちらはまだ降ってないそうで、なんと言っているうちに雨がパラパラと降ってきて退避〜。宴会の場所をロッジ入口に定め、テーブルと椅子を並べ、ビ〜ルに手を伸ばす。プシュゥ。は〜。買い出し隊に感謝です。
 しばらくして虎達も合流。 分岐で来ないのでずっと待っていてくれたそうです。すいません。虎ナビとGSナビが違う道を選んだのでしょうか?もう一匹の虎タカさんは、別のところに泊まるらしく、明日また合流するそうです。積載能力の高い車部隊の豊富な椅子、テーブル、調理道具一式をお借りして宴会が始まりです。

    

 ギョーザ、肉肉、、、ビ~ル、ウィスキー、GOUDAワイン、酎ハイ、なんでも有ります。再び激しい雨がザーッと降ってもロッジなのでOK!雨あがりに虹が出て、虻も出て足が痒い。虹は二重に出ています。外側と内側の色の配列が逆なの知ってます?
 日もとっぷり暮れて、飲んだくれているうちに、富岡さんの元合田アフリカツインが来ました。温泉入っていたら降られたそうです。宴も進み、記憶をなくしながらもちゃんと寝袋に突っ込んで寝ていました。でも畳だったせいか、ロールマットは使うの忘れていました。

   

 翌日いつものように5時に目が覚めてしまいます。年やな。そういえばハクトが吠えてたっけ?6時位からのそのそ起き出したけど、周りはイビキガーガーやらまだ寝ています。昨日とは打って変わって晴天でした。あれ?波方さん、何時来たっけ?3匹目の虎ですね、軽トラ。酔い覚ましがてら散歩に。
 県道まで山を下りたり、戻って上って管理小屋、その上のスカイビュートレイル付近を迷って8時位に無事戻れました。既に皆さんラーメンタイム。とりあえず荷物整理してからラーメン、カレーウドンを頂いていると、虎タカさんと稲葉@レイド250さん(ATは車検中)も合流しました。ちょっとのんびりしすぎと車組から指導が出て、後片付けをお願いして、集合写真を撮って出発です。

  

 関越沼田→月夜野一区間の高速リエゾンを経てコンビニとGSで補給、そして本日のメインイベント秋鹿林道へ。ピストン予定なので会長トランポは駐車場に於いてXR100を下ろして、代わりに各自の荷物を積み込んで今日は身軽なツーリングです。会長ありがとうございます。 山の方は雲行きが怪しいけど走り出して林道へ突入。先発隊はあっという間に消えて、殿隊はちょっと荒れ目な林道100mでくまブーツさんの悲鳴と雨。カッパ着衣とGS<=>XR100交換の儀式が執り行われました。昨日と同じカッパを着ていると結構な雨に。走り出してパラパラになったり落ち着きません。
 分岐で先発隊が待っていますが、こちらはカッパ来ていません。そのまま行くようで、いつもよりは、少し荒れ気味な林道をXR100はモコモコ、その他はガンガン走っていきます。そして林道を抜けたら、晴天。暑い。カッパも外側は乾いていますが、内側は汗でびしょ濡れ。脱いじゃいました。

  

 そして次の万沢林道へ温泉街に抜けて入っていくとゲート+施錠付き。両サイドはがっちり石と斜面で固められ抜けられそうもう有りません。諦めて元の林道に折り返しとします。
 昼食は途中の峠で食べることとし、戻りの林道の出だしは会長が先に行ってどこかで待ち構える撮影タイムです。


  

   

  

 間隔を空けて一台ずつスタート。なかなか会長が出現しませんでしたが、カーブでパチリ。あとは気楽に峠まで流します。 峠で昼食です。雨がまたパラパラ。まあ気になるほどのものではありません。そして各自、バイクの前で撮影。もちろんくまブーツさんは愛車XR100の前でパチリ。ラストラン山下りで、元の駐車場まで戻ると再び炎天下でした。落ち着かない天気でしたが埃が舞わなかったので良しとしましょう。

  

 荷物を積み直して解散です。GSを入れて高速時速80kmでババンと多少渋滞をしていましたが雨にも降られず無事帰ることが出来ました。 いろいろありがとうございました。特にキャンプ準備&片付けの4輪の方!また次回お会いしましょう。