11月のクラブツーリングレポート

 初参加から1年半の川島です。

4年前にKLE400を手に入れ20代後半以来20年ぶりに復活しました。初めは1人で
行っていたのですが、BOCのホームページを見つけ昨年5月から参加させてもらっ
ています。
 最近は会社の同僚と海釣りにはまってしまい9月のクラブツーリングからは車検
のため車検場まで往復した以外にまったく乗っていなかったので久しぶりのツーリ
ングです、天気も昼間はまずまずのようで良い一日になりそうです。
 私にとって今日の名栗方面ツーリングはリベンジなのです、ちょうど1年前のク
ラブツーリングで何でもないところでフロントからズルっと行ってエンジンカバー
に穴を開け走行不能となって皆に迷惑をかけてしまいました。今日は慎重に行くぞ
と自分に言い聞かせて出発準備をしています。

 青梅の集合場所までは1時間半あれば十分に行ける距離なのでゆっくりと8時30分の出発、道路がすいていたので1時間ほどで到着、集合30分前ですが会長をはじめ6〜7人がすでに到着していました。朝の寒さで着膨れした冬仕様から秋仕様に上着を脱ぎ捨てBOXへ放り込み体を身軽にして準備OK。
 まわりを見回すと、ドライバーを手になにやら作業をしているようなので見に行くと、先月末に大雨の中ツーリングラリーに参加した藤原さんのR100GSがウインカーに水が入って点灯しない為ばらしているとの事、水を拭いてしばらく乾かしたら治ったようです。メカに弱い自分はちょとした事でも毎回勉強になります。 

  
「ODAの2日間の雨・・・恐るべし。皆、何かしらトラブルを抱えていたようだね。土谷君のエレファントもフューエルポンプが逝ったらしいし・・・。」

 集合時間も過ぎ皆さんお集まりのようなので出発、15分ほどでいつもの入口から大名栗線に突入。しかし、林道に入ってすぐに日曜日だというのに工事で重機が作業していて戻れ!と手招きしている、全員がUターンするのを待っていると先頭のほうでR1150GSさんが作業員と交渉しているようである、まもなくして通過OKとのこと、恐縮しながら“申し訳ない”とひと言声をかけて通過させて貰いました。 全員通過の確認後は、いつものように会長がヘルメットにカメラを装着し1人1人動画撮影してくれます(いつも有難うございます)。 走り出してまもなく少し開けたところに立派な駐車場が出来ており、ここで小休止。谷側の木々がも少し低いと視界が開けて景色が良いのではないかと少し残念。

  

 再スタート後は、有馬線への分岐で休憩かと思ったが止まっている様子がなくそのままスルーします。この辺の林道は前を見ればこれから行く道路が延々と続き、振り返ると今来た道が山の中に続いていて街がまったく見えないところが山深さを感じて大変気持ち良い所です。ついつい前ばかりを見てしまいがちだが、たまには深呼吸をしてまわりを見るのもいいものです。

   

 ここまで来ると路面には落ち葉がいっぱいで2輪の走った跡が1本だけ付いている所があったり、多少荒れている所もあるが概ね走りやすい路面でした。広河原逆川線まで一気に走りぬけ、休憩。 小休止後、西名栗線へ1年前の現場が近づいてくる、おっとここだ。今年は反対側に車が止まっている。妙に緊張しているが“落ち着いて、落ち着いて”と念じて無事通過。

  
「ハスクバーナ enduro 360C 2スト空冷360cc緑枠なし・・・?!この2スト独特のニオイも、振動も、足回りも、たまりましぇ〜ん!!」

 そのまま工事中のゲートとまで進みUターン。本来なら大名栗線を戻り往復する事になるのだろうが先ほど工事現場を無理に通してもらったため迷惑になるので、1年前にエンジンを掛けず、ブレーキを気遣いながら通った炭谷入線を降りてお昼となりました。 今年もテラスのお店でゆっくりと昼食、一度に13人ものお客が来てお店は大変みたいです。美味しい料理に大満足してあとは帰るのみ。松戸の吉田さんF650GSを途中のICまで案内するということで皆と分かれ、たいした渋滞も無く無事帰宅できました。
 今年は工事の影響で大名栗線をまたもや往復することが出来なかったが、ケガはもちろんたいした問題も無く全員が無事ツーリングを終了できたことがなりよりでした。また、来年もよろしくお願いいたします。