9月のクラブツーリングレポート     

 今回のレポートは忘れた頃に懲りずに参加する熊ブーツこと小山さんです。

 道の駅ちちぶに8:30集合。顔馴染みの方からお初の方が続々と登場。
 あ〜だこ〜だとバイク話が弾み、集合時間から出発するのがいつも遅いビックオ
フロードクラブですが、今日は初参加の農田さんことまくさんが遅刻のためいつも
通りに大分遅れての出発となりました。代表は、まくさんをピックアップするため、
途中で居なくなった。えっ!?私をフォローしてくれる人は誰?と、ちと不安に駆
られながら、早速一本目の御岳山林道に突入。

  

 念願のブロックタイヤに交換し、8月末に北海道へロングツーリングに行って来ました。富良野・美瑛・十勝平野のフラットダート80km/hで走り抜け、林道も快走すること100km!『私ったらなかなか行けるかも!?』と少々天狗になり、今回のクラブツーリングに参加したのに、やっぱり本州の林道はどこか違う???カーブが急?登り下りが急?ガレてる?溝がある?狭い?車とすれ違う?あっという間に皆の後姿を見失い、ひとりぼっち・・・。全然怖くて走れないじゃないかとずっとローギアで、カーブでは止まってるんじゃないか状態でハンドルを切って曲がり、ビックオフでトライアルしてました。ローギアだからエンブレがかかるとガッタンゴットンと、とにかく疲れる。
 そんなこんな悪戦苦闘してたら、たかくねんさんが後ろに追いついて来た。あ〜、たかくねんさんがフォローしてくれてると思いながら、いつ抜かれるかわからないぞ〜とドキドキしながら、ガックンガックンしながらずっとローギア走行。分岐では、小林さんが待っていてくれて、そこから2人の殿方に見守られながら、下りは溝・溝・溝を避け、またもやローギヤーでガックンガックン、肩はパンパンとなりヨレヨレになりがら、やっと林道を抜けると、「お〜やっと来たか〜」みたいな顔で皆が出迎えてくれました。
 フラットダートでは、アクセルをあけ安定してキュルルルルーンと走れるのに、山道ではどうしてもギアを上げてアクセルを開ける事ができないのでした。たかくねんさんが、アクセル開けながらリアブレーキをかけるとサスが安定して走りやすくなるとアドバイスしてくれたけど、「サスって何だ?」って感じのレベルの私なのでした・・・。

 

 11時頃には、中津川林道入り口のレストランに到着。そこで、初参加のXR230のまくさんと土谷代表と合流。そんで、いつの間にかオンで走って来たカートさんと合流。レストランで、みなでワイワイお昼を取ってから全員集合で記念撮影!ちなみに、参加バイク17台中気が付けばGSが7台もいました。(私を入れて、BMWは8台!)
 晴れ予報のはずが、ちょっとガスっていて天候が気になりながら、2本目の中津川林道へ出発。御岳山林道より路面は荒れていないのもあり、林道一本目よりは思考力上がり、またもやビビリながらもアドバイス通りギアもセコンドまで上げてアクセルを開けながらリアブレーキをかけてみたら、本当になんか走りやすいかもと思いました。私の後ろを走ってた、二木さんと高橋さんから「大丈夫、ちゃんと走れてるよ!」なんて、ちょっとお褒め頂き折れかかった心を再生し再出発。

    
 あれあれ、ウインカーが・・・?激しい振動とバイクの年期で  ゴムラバー折れてしまいました〜〜〜。

 マイペースを崩さずしばらく走っていると、あれあれ何か止まってるぞ〜?何だ何だと思いきや、高橋さんがパンクしちゃいました。どうする、どうするのと、役立たず私は、さっさと立ち去り三国峠で待っている先頭隊のところまでたどり着きました。待つこと数分、何とパンク車が一台から二台に増えてました!?
 パンクってするもんなんですねぇ〜!?用意周到の面々が、チューブやら工具やらポンプと次々と出し始め修理開始。自転車屋さんでバイトをしてたという池内さんは、バイクのタイヤも自転車のパンク修理の様にさらっと修理完了。一方の高橋さんは、やや難航しながらの作業となり、待っている間に雑談してたら、とんでもないことがバレてしまいました。『だってチューブレスなんだからパンクしないんじゃないの?』との自論に、まあ、驚かれるやら呆れられるやら・・・。
 そこから得々と説法が入り、不純な動機でチューブとチューブレス用のパンク修理を持っているらしい斉藤さんのレクチャーを受ける事となり、パンク修理については大変勉強になりました。ついでに、男性の下心とやらもね!?そんで、パンク修理は出来なくてもパンク修理道具さえ持っていれば誰かしら助けてくれるというアドバイスをしてくれたたかくねんさん、確かにおっしゃる通りです

 
パンク修理もなんのその。まだまだ      激しい走りにバイクが・・・、タイヤが・・・。
     若い者には負けないぞ!
       みんな、笑っているな。人事だと思って。次はきっと君の番だ!

 やっとこさパンク修理も終わり、峠はガスって寒かったですが下界に下りれば暖かく、頂上からの下りはオンだったので緊張もほぐれ、紅葉の始まりかけの景色を見ながら走れました。そんなリラックス走行できたのも束の間、3本目は川上牧場(峰越)林道。
 これが、もう結構ガレガレ。土谷代表は、ビデオ撮影のため私のフォローは、たかくねんさんにゆだねられ、あ〜、あ〜、なんじゃあ〜、ガレガレ〜嫌じゃあ〜、とずっと叫びながら必死で走り続けてました。 私のフォローをたかくねんさんからビデオ撮影を終えた土谷代表にバトンタッチした途端、たかくねんさんはリアタイヤを大きくフリフリさせながら私を追い抜き去っていかれました・・・・ムズムズしてたのね!

 

 ハンドルを取られ、コケそうになりながらも何とか踏ん張り完走したものの、アクセルを開けながらリアブレーキをかけることを意識して必死こいてたもんで、リアブレーキをずっと掛けっぱなしだったと小林さんが教えてくれました。私ったらメリハリがつけられない未熟者です・・・。終盤の下りはオンだったけど、体力を使い果たしてた私には、やけに果てしない下りでした。すっかり暗くなり、勝沼IC近くのコンビニで18時頃に解散。パンクした高橋さん、池内さん、おかげ様でパンク交換勉強になりました!?

 

 中津川林道で立ちコケした稲葉さん、ガソリンスタンド前で立ちコケした小林さんをチェック!私は、今回コケてませんよ〜フフフ・・・。あと、ディバックを見事置き忘れた篠原さん、私が第一発見者よん!初参加ながら一回コケただけで速いし走りは安定しているまくさんは、いずれビックオフへ転向かしら?と、結構ネタがありましたね!?どうしてビックオフは、疲れるの? 深砂利にガレガレは、どう走りぁいいのと、いつもの愚痴を吐きながら、新車でピカピカにきれいだった私のGSがどんどん傷だらけになっていく・・・とまあ、今後もよろしくお願いします!