09年7月 クラブキャンプーリング

 今回のツーリングは本編を「餅憑@あふりかツイン」さん、2日目の追加レポートを「土谷@エレファント900+M」、おまけエピソードとして、「佐多@F6GDさんの痛い話」の3部構成でお送りします。

ご無沙汰でございます。 クラブの定例ツーリング参加がご無沙汰な
ら、こーしてツーレポ書くのもご無沙汰な餅憑@あふりかツインでござ
います。1月に「今年こそは参加率を上げよう」とか考えておりました
が諸般の事情により参加できず、今回が実に半年振り(^^;

 8月1日

 さて今年の定例夏季キャンプツーリング。昨年の痛いまでの凄いピー
カンぶりと全く逆で朝っぱらから雨模様、しかも予報じゃ1日中雨です
のでどーも気分がノリませんなぁ。とは言えやっぱりあの「ETC装着
車は千円均一」のお陰で関越道の交通量はかなり多めです。みなさま
雨降ってる中をごくろーさまです。かくゆうあたしも合羽着用で走り
ます。嗚呼蒸れ蒸れ。
 午前9時10分頃に月夜野IC近所の第2集合場所到着。既に熊なみ氏(波方さん)が先着。しかも餅網ストーンガード付きあふりか号久々の出動です。しかし熊なみさん開口一番「昨日の夜せっせとキャンプ行く準備してバイクも整備したのに、いきなりたかくねん(松田)氏から『今度のキャンプ、4輪で来てくれるんだよね?』て念を押されちゃってさぁ〜、これからまたウチに帰ってクルマ引っ張り出して買出しに行かんと(泣笑)」・・・結局またお世話になってしまいました我ら一同。
 それからちらほらと参加者の方々が集まりだしますが・・・今回やけにあふりかの台数が多いっ。ぐりーんめた(高橋)氏、Black(二木)氏、ノロG(合田)氏と熊なみさんと不肖あたしとで計5台!15周年の木賊でのキャンプと同様「わー、日刊アフリカツインのオフ会みたーい!」とニヤけながら写真撮りまくります。そんな中懲りずにまた参加してくださったくまブーツさん(小山さんF800GS・以下くまさん)、なんと今回ブロックタイヤ装備!嗚呼あたし同様泥沼にハマってしまいましたねぇ・・・・ あたしもT63を履くまで随分悩みましたもんねぇ。

 

 10時過ぎに集合場所を出発。どーも空模様が回復しそうだったので一同合羽を脱ぎます。 熊なみさんはクルマを取りにいったん帰宅、我らはまず秋鹿大影林道へ。今回は会長、ヘルメットに小型CCDカメラを装備!これで走行中の動画をばしばし撮られるのですね、成程出来上がりが楽しみだ。
 そしてダート区間へ進入〜。この雨ん中ではチュルチュルかな〜と心配してましたが路面はしっかりしておりなかなか快適。やっぱりダートに入るにゃタイヤの山が無いと愉しくありませんやね。とか言いつつしっかり?霧峠手前のガレ場を目の当たりにして「これからどう行こうか」と思考がこんがらがって停止、そこから再スタートを切るまで暫くぐりーんめたさんの邪魔になっていた事はナイショだよ(誰にだ?)
 12時頃に万沢林道に到着〜。 今度はさらに路面が締まっておりまして実に快適。皆めいめい停まっては互いの走行中写真を撮りあいます。不肖あたしもカメラのウデを磨かねばと痛感しつつもダカールYさん(吉田さんBMWF6GD)とノロGさんを撮ります。また、途中野営出来そうな広い場所を発見。こりゃ野宿せぇゆう事ですかぁ?じゃいつか来てやるけんな待っとれよ〜。ねっノロGさん。さらに西進しましてダンプ街道と合流、そしてじぇんとるmanさん(稲葉さん)が我らに追いつきました。但しTT250Raid。うらぎりもの〜!「いや、朝出かけようとしたらアフリカのバッテリーが上がっていて」それは仕方ないですね(ころっ)

  

 万沢林道六合側名物、北海道もびっくりなフラットダートを堪能しR405に入ります。時刻から言っても精神状態から言ってももぉお昼ご飯が欲しいところ。食事する場所を大まかに決めてさて出発とゆうところでいきなりぐりーんめたさんがバランスを崩しつつも出動。その派手な立て直し方にお見事!と拍手しようとするも束の間、ぐりーんめた号は路上の木の枝にフロントを滑らせて豪快にお昼寝を決め込みました。それを観ていた我らは当然救援に駆け寄りますが、あたしの背後で「ばたっ」とゆう音が・・・、そう、不肖あたしのあふりかもサイドスタンドが外れてガードレールに寄りかかってしまったのでした。
 そーなるとぐりーんめたさんのはともかくあたしのほうを何とかせんと。Dinoさん(松木さんKTM990ADV-S)になんとか助けて頂き帰るまで成功。有難うDinoさん、すみませんでしたぐりーんめたさん。そのぐりーんめた号は見事にハンドルが曲がり、ご自身も膝を痛められた様子。でもニーシンガードがいい仕事をしたようで心身バイク揃って無事に走れるようで一同安堵します。
 午後2時前にようやく六合村の蕎麦屋さんでお昼。蒸し暑い中あったかいつけ汁で蕎麦を頂くなんてとは思いましたが、これがまた美味かった。いやそれよりも同じ舞茸でも普段スーパーで買って喰ってるもんとこーも違うもんかと思うとちと複雑な気分(笑)。

  

「温かい舞茸ソバ」と 「腰のあるざるそば」は、なかなかの絶品!! また、食べに来たくなる美味しさです。

 さてお昼を喰ったところで本日のキャンプ地に向かいます。現在午後3時前。時刻はいいとしてもこの雨模様ですから、とりあえず山田牧場に向かうことにします。がR292の草津の街中に入ったところでいきなり釜の底をぶち抜いたかのよーな大雨。先導のDinoさん堪らず停車、一同慌てて合羽装備。 結局雨は渋峠を越えても止む様子が無く、そればかりか雨量の多さで前方視界の確保もままならん状態。晴れていたのなら白根山で停まって景色を眺めたりしたのでしょうけども、こうも雨足つおいとやる気なんか根こそぎ無くなって早くキャンプ場に到着したいと願うばかりです。嗚呼メッシュジャケット装備のBlackさん寒そうだ(^^;?

 午後4時過ぎに県道66号に入り笠ヶ岳を過ぎますと山田牧場。白根山近辺であんなに寒かった気候がウソのよーに蒸し暑いです。キャンプ場には既に熊なみさんが到着しておりぼちぼち宴会の準備をしようかとゆうところ。我らバイク組も熊なみ号の近辺にバイクを並べて銘々テント設営。さらに熊なみさんが用意されたブルーシート2枚で簡易(でも凄ぇでけぇ)タープを張ります。

  

 午後6時前にようやくたかくねん氏とあきぐらす先生、やっくん(シェパード犬)到着。またあきる野からnoriさん(小林さん)がコンパニオン2名(パピヨン犬)をはべらせて到着〜。
 やっくん「折角のお出かけなのに渋滞のうえ天気も悪くてがっかりだよ〜!」(←そのやっくんじゃ無い) さらに今回はあきぐらす先生のトコで修行中のトトくん(どーベルマン犬)とクロルちゃん(チワワ犬)も参加。ところがトトくん我ら大人数を目の当たりにしてちとびびり気味。なんかちと悪いなぁと思いつつ、ようやく宴会の準備が整いそうになりましたのでもぉ堪らずフライング。各自ノドが乾いておりましたので、呑みだしますキンキンに冷えたびぃるを。熊なみさんお手製のきゅうりの糠漬けを齧りながら呑むびぃる最高!

  

 ここでひとつ発見。ビッグオフクラブではよく「パンク修理は人それぞれにウンチクがある」と申しますが、火おこしでも各人それぞれにウンチクがあることが判明。ですから火種の点け方やら団扇での扇ぎ方やら銘々意見を申し上げまして、肝心の炭になかなか火が周らない(^^;。 まぁ何とか火もおこせて見事焼肉をこなしますと辺りは陽も落ちとっぷり暮れます。昼間あれだけ降ってくれた雨雲もふと気がついたら何処へやらのいい天気。すっかりいい気分になっておやすみなさーい。
 ところがどっこい。翌朝起きてみるとまたもや空が鉛色。どうも東京方面の天気も悪そうで、なんとなくやる気が出ない状態でぶらぶらと朝ご飯を喰い撤収作業。その作業中にまたもや大粒の雨が降り出し、こりゃたまらんとばかりに皆タープの中に逃げ込みます。あたしゃ丁度GPSの電池を交換している最中、タープの中に入ってからふと気づくとGPSの電池フタが無い。ちと蒼くなってそこら中を探し回ります。結局参加された皆さまも巻き込んで探すことになってしまいましたが、とうとうフタは見つからず。果たして電池フタのみ注文することが出来るのか?と不安になりつつも電池格納部をビニールテープで塞いでおきます。
 結局キャンプ場を後にしたのが午前11時ごろ。相変わらず天気は悪いままですので以降は温泉探訪も林道オプションも無し、須坂長野東IC近辺で解散とゆう事になりました。では皆さまお気をつけて〜。
 その後帰宅してから、あたしの部屋の机の上に見慣れた小さなプラスチック板が。つまりGPSに電池フタを付けずにバイクにくくり付けて出かけていたのでありました。道理で見つからんわけだ・・・・・いや、この場をお借りして参加者の皆さまにお詫び申し上げます。ご心配お掛け致しました。おかげさまであたしのGPSはその後も何のトラブルもなく作動しております。嗚呼石投げないでぇ(泣)

 

 8月2日 後半戦レポート (土谷君の追記レポート)

 さて、2日目の今日は、キャンプ場を後にしてから須坂の街中に来たも、雨が降り出した為、市内のコンビニで解散としましたが、勇者3名で帰り道がてらの林道ツーリングを目指して再出発!。
 その道中は、3つの峠を越え、浅間山北側の高峯林道を目指しました。雨は強くも降ったりですが、いざ林道に入ると、・・・気にならない。キャンプ場に今朝到着したKLE400の川島さんを先頭に、路面のフラットなこの林道を突き進む!! 距離にして7〜8kmだが充分な走りで満足満足。浅間2000の峠の上では、雲の切れ間より見える小諸市街の絶景を堪能し、その後は街に下りて昼食後、高速にて帰路に着きました。
 帰りの高速は上信越から関越と、天気予報通りの大雨と、大渋滞に巻き込まれながらも、皆無事に帰宅出来ました。
今回のツーリングは全体的に雨に降られた印象もありますが、1日目の林道走行&昼食時、キャンプ場での宴会と雨は降らず、いつぞやの10周年キャンプのように、「楽しむ所では雨は止む」と言うどこかに「晴れ男」の力が見えたような気がしました。

  

 PS 今回のツーリングの為に、以前より不調の原因であった、走行8万キロのエンジンを降ろし、ドカティーモンスター900の中古エンジンを新搭載しました。カタログ値で12馬力のアップ。トルク&パワーが増えた分、走り易くもなりましたが、まだ細部にはセッティングを直す箇所が見つかりました。ちなみに今までのエンジンは、ピストンとエンジンヘッドは15年間の思い出と共に手元に残し、オブジェとして部屋に飾っています。

  F6GDの佐多さんの挫けてしまった痛い話! 

 
「行きました。確かに。牧場まで!」

 早めにキャンプ場につくつもりで予定していたら、強制的に子供の学校のPTAのボランティアにされてしまった!当日の土曜日に子供のキャンプの説明会。早めに切り上げ自分のキャンプに向かおうと思っていたら、あとかたずけが〜〜〜!
 結局1時過ぎに家を出ることに。おまけに次の日にプールに行く約束まで!350kmくらいだから6時くらいには着くだろうと! 夜中に帰路につけばいいか?心臓マヒでプールに浮かばないかな〜、などと考えながら。
 関越道から上信越道にはいると、すぐに雨が降り遠くで雷の音もかすかに!この辺で半分くらいクジケソウになってしまった!向こうは雨やんでるのかな〜 Bigoffならかなりの状況でもやるんだろうな〜
 出口の須坂が近づいてきて山の方をみると雲の中に、まさか解散してないよな〜〜〜 ふとみると反対側のしゃせんに、大きなオフロードバイクの団体が、まさか??? 須坂の出口で電話したときに、留守電になっていたので、走ってる最中なのかと思い始めてしまった! とりあえずキャンプ場までは行こうと、ボッ〜としていたらいつの間にか菅平の方に来てました。
 目が悪くなってきてる(老眼)ので、確認するのが面倒になってるのがよくなかった。もう完全にくじけてる状態でなんとか牧場キャンプ場まで向かったが、暗くなった牧場をみて、やっぱりやってないよなと、勝手に思い込んでしまった。そう!牧場をキャンプ場と、思い込んでしまったのです。



 
次回のツーリングは、必ず参加します。参加したいな!できるかな?

 
PS. 次の日のプールは子供達二人とも、唇を青くして雨の中で、泳いでました。