3月のクラブツーリングレポート


  KTM990ADV−Sに乗る、Dinoこと松木です。
 昨年9月のツーリングから参加させてもらいました。新参者ですので、よろしくお願いします。

 そもそも私がバイクに乗っていたのは、主に20代の後半でした。30を過ぎて
そろそろこの辺でという感じで、バイクを降りました。その後は、バイクという物
の存在しない世界で、30代40代を過ごしました。
 50を超えてから急激に復活への意欲が湧いてきて、復活を果たしたのですが、
そうなると若いときとは違って少しは余裕があるので、大型取得→ビッグオフ購入
へと突っ走りました。
 そんなときこのクラブを見つけて参加させてもらったのですが、さすがに歴史の
あるクラブらしく、皆さんベテラン揃いで良い雰囲気を醸しています。しかも、実
質初心者の私を受け入れてくれる懐の深さもあり、楽しく参加させてもらってます。
 さて、そんな新参者ですが今回千葉房総のツーリングレポートのお話があり、
拙いレポートをさせて頂きます。

 今回は千葉の金谷から山に入ると言うことで、第一集合場所は久里浜の東京湾フェリー乗り場、第二集合場所が金谷港のコンビニでした。私の家からだと、久里浜に着くまでにトンネル経由で東京湾を横断できますから、第2集合場所に向かうことにしました。前日の晩は遠足の前状態で寝付けず、起きたら時間ぎりぎりで、慌てて出発。
 ナビの到着予定時間が集合時間を超えてます。慌てず急げー、結局時間ちょい前に到着しました。久里浜からのフェリー組はまだ来てなくて、フェリーの到着を待つ間、金谷直行組の皆さんとしばしの談笑。


  

 皆さん揃ったところで、土谷代表から今日のルートのコマ図を頂いたのですが、私はコマ図初体験でした。とりあえずコピーしたコマ図をタンクに貼り付けて出発しました。まずは金谷港から、金谷元名林道へ入り、竹岡林道との分岐まで行きました。この段階ですでに、コマ図の距離と、私のメーターの距離がずれてます。そこから元名ではなく、竹岡林道を下っていくことに。
 以前来た感じでは、竹岡林道は保守のされていない、荒れ放題のままの林道だったのですが、やはりその通りで、道の真ん中の溝はますます広がって、しかもぬかるみっぱなし、走るところを見つけるのが大変な状態でした。皆さんも苦労していましたが、私も何とか無事に下るのが精一杯、途中で前に転倒者がいたのですが、バイクを止める足場がなくて、救援も出来ない状態でした。
 竹岡まで下って、素堀のトンネルを通ったら、ここで一休み。しっかしこのクラブの皆さんは、ビッグオフで林道へ来ているというのに、思いっきり普段着感覚でリラックスしてます。合田さんは「山菜採りのおじさん」などと突っ込まれてましたが、まさにその通り、良い味出してます。

 

 その後リエゾンを挟んで、マザー牧場へ抜ける林道を走りましたが、ここは桜がきれいで花見の車が何台も来てました。子供さんもいるので、その脇を通過するのにちょっと気を遣いましたが、しっかりとお花見が出来て良い道でした。このあたりまで来るともう、コマ図を見てもさっぱり先読みできず、答えを見てから問題を読む、カンニング状態でした。


  

 西粟倉まで来たところで、ラーメン屋さんで昼食。食べながらテレビを見ていると、今日は例の人工衛星?の打ち上げがあったようで、日本列島を横断したとかしないとか、なんだか落とし物があったとかなかったとか、なんとも物騒な話題で持ちきりでした。

  

 昼食後は、横尾林道を走り途中で記念撮影。先ほどの話題に合わせて、皆さんロケットのポーズで記念撮影。
今回はなんと参加15台中、5台のアフリカツインをはじめ、新旧取り合わせてXR5台、R100GSが2台、エレファントが2台と、全て旧車揃いで、現行車種といえるのはLC8の私のみ。恐るべしBOC。なんと人間も私を含めて旧型が揃っております。(^_^)


 

 


 その後山中林道は通行止めだったので、長狭街道を保田方向へ向かい、そこから金谷元名林道へ入り、もと来た道を通って出発点に戻り解散となりました。帰りは私もフェリーを使い久里浜へ上陸。横横、横新、第三、環八を通って帰宅。

 この日の全行程277キロ。距離内容ともに、多すぎず少なすぎず、ちょうど良い分量で、楽しいツーリングになりました。コマ図初体験はとても面白くて、ちょっと取り組んでみたくなりました。お花見も出来たし、充実した一日を振り返りつつ、この日を終えました。
 見事なプランニングありがとうございました。今後とも、皆さんよろしくお願いします。