7月のクラブキャンプツーリングレポート


 小生、1999年に関西からの千葉へ転勤とともに、ビックオフも関西の
リエゾンから関東のBOCに引越しさせていただきました梅野です。愛機
はXR650R、ツーリング出席率は低く、半幽霊状態ですが、今回、はじ
めてキャンプツーリングに参加し、夏休みの宿題を頂きましたので2008
年7月のレポートを書かせていただきます。

 7/18(金)前夜
 フル参加を決めたのは二日前。トントン拍子にスケジュールに都合が
ついた。天気もOKっぽい。しかし待てよ、XRに替えてからテントを
積んだことが無いな?まあ背負えばいいかなと。前夜、準備を行う。関
東に来て9年。じつは初キャンプツーリング。キャンプの様子は会報で
毎年予習してはいたが、いざ参加となると何を持っていけばよいものか?まあテントと寝袋があれば、後は野となれ山となれ。BBSに書いてあったランタンは持ってないので、懐中電灯用の電池を増量して荷造り終了。おやすみ。

 7/19(土)晴れ 出発
 起床、近所をひとっ走りして、テントとロールマットを積んで、寝袋背負って出発。ガソリン満タンでいざ高速へ。東関道から首都高、だんだん渋滞情報が長くなる。夏休み初日の3連休だっけ。八王子2時間以上、う〜む。まあ仕方ない。黙黙黙黙黙黙と走って、渋滞を抜けた。でもXR(いやライダーが?)は高速に(も)余り強くないのだ。
 緑ATに颯爽と抜かれる。BOCのメンバーの合田さんに違いない。でもやはりついては行けない。アカン。こりゃ間に合わんわ。ガソリンも心許ないので、ペースダウン、エコ運転。こりゃ直接キャンプ場かな。
 集合時間の9:30、かなり手前の釈迦堂PAで土谷会長にTEL。「どないしましょう〜」、「もうちょっといるからとりあえず来て」と返事をもらい、次の双葉SAで給油して、集合場所の道の駅へ1時間遅れの到着。道の駅に入ればすぐわかるビッグオフの集団。土谷会長エレファント900を始め、いるいる。いつものビッグオフ達と初対面のやっくんと松田さんの奥さんとハイエース、波方ランクル60。「遅れました。すんませ〜ん」

  

 林道へ
 「キャンプツーリングだぞう」と声が聞こえてくる中、カミオン部隊へ荷物一式を積んでもらい、身も心も軽くなり出発。小山さんF650GSとGSPDの辻さんは迂回コース、残り、土谷会長@エレファント900、藤原さん@R100GS、山内さん@RD04、望月さん@AT、稲葉さん@AT、合田さん@ATと小生の7台は青柳駅から金沢林道へ突入!上り、足慣らしの一本目。気持ちよく倒れそうになりながらも、アクセルを開けフラフラと上っていく。
 分岐点でいったん集合。左折して再びブイブイ上ってゆく。親子のMTB、素足で大丈夫かいな?と思いながらすれ違う。プチドリフト感がとても楽しい。上りきると十字路。集合して左、入笠山方面へ。林道では、MTB、車、歩行者とすれ違いも多い。みんないい天気なので来てるのね。
 入笠高原で、迂回部隊を迎えに会長とGS藤原さんが先へ。残った5名は昼食モ〜ド。小生、王道の山菜そばの掟を破り山菜ラーメンを注文。会長たちは先の店で迂回部隊と昼食を取るとのこと。5名で山菜シリーズを食破。KTMやDR800、そして復活の斎藤@80GSさんが通りがかり、声をかけて、会長の方へ行った。時差納品ののんびりとしたペースで山菜シリーズを各々食べ、そばドラも食破。高原のマイナスイオンを浴び、リフレ〜ッシュ。

 

 BMWとKTM
 一服し、土谷会長のいる先の茶屋へ。GARRRRのハイエースとビッグシングルのインプレッション用のKTMとBMWかな。触れるのか?とりあえずインプレ場所の林道入口の牧場に向かう。台数が多いので通行の邪魔になるので入口の丘の上にズラーっと並べる。壮観だなぁ。写真、写真。道に迷ったGARRRRハイエースも到着。編集の田島さんが主旨説明。要は見て触って跨って感想を聞かせてくれとのこと。あと各一台に一名走ってもらうとのこと。折角のチャンスなので手上げちゃいました。ということでBMW担当。
 しかし、足がつか〜ん。まあ走れば問題ないか。いつの間にか小山さんのF650も取材対象となり、写真集が作れるぐらいアップで激写されている。KTMはやっぱりこの人ということで土谷会長。なぜかBOCちびっ子三人衆が選ばれました。

  

 私の(担当の)BMWのG650Xchallnge。キックがないのでセル、セル?スイッチがわからん。うーむ、この先大丈夫かな。とりあえずエンジンはかかった。クラッチとブレーキとギアは同じだ。
 まずKTMから走行シーンを撮影するので、G650Xと私は林道の奥の方でとりあえず練習走行。「見せてもらおうか、BMWのインジェクションの性能とやらを!」う〜む、エンジンは滑らかの一言に尽きる。エアサスと合わせて、こりゃ走りやすい。モーターのようだ。息継ぎもなく、右手と回転数は微妙にリニアに結びついている。いや〜楽チン楽チン。あんまり乗り回してコケたらまずいので感触を掴む程度でやめにしてKTMの撮影が終わるのを待つことにした。
 撮影は、カメラマンがコーナーに構えて、その前を何度も何度も良い絵が取れるまで往復すると言うものだ。会長は何度も何度も来てはターンしてすぐ戻っていった。15分位でKTM終了。別の場所に移動して私の番。左側を撮影したいとのこと。上りの右カーブにカメラを構えた。さあ走るか。とりあえず一走目。カメラが向いている。姿勢を正そうなど余計なことを考えながら走る。折り返して戻るが左カーブなので、こっちは撮らないだろうとのんびり向かってゆくと、カメラ構えてるじゃないですが。やばい。キリッとした(つもり)。何回、往復しただろうか?コーナーでは常にレンズが向いている。撮影って大変なんあだなぁとかなり回数を往復しました。バテた。ようやくレンズが下ろされ撮影終了。

 

 みなが待ちくたびれている林道入口に向かいました。ゲートを通り抜け、はじに寄せ降りようとしたら、ピ〜ンチ。立ちゴケ5秒前、4,3,2,1、ありがとうみなさん。支えてくれて。待っていました。新車をこかす訳にはいきません(じつはその前のゲートでも同じようなことが。その時は土谷会長が支えてくれました。会長いつもありがとう。慣れないエアサスのせいにしておきましょう)。で、その後はコメントと顔写真と取材されました。GARRRR8月号だそうです。楽しみだなぁ。

 キャンプ、宴会への道のり。
 一団は、ゲートを開け、黒河内林道へ突入してゆく、林道を楽しむために?いやその先のビールのために?黒河内林道は走りやすく、ずんずん進む。藤原さんと、途中合流の斉藤さんが、露払いであっという間に消えてゆく。後続待ちで一服している間にGS談義は弾む。やっぱボクサーツインだよなぁ。林道を抜け、美和湖沿いを走り、キャンプ場に向かう。国道152に出て進んでいくが、、、行き過ぎたようです。
 折り返してたら、地元の軽トラのおっちゃん、もとい篠原画伯がシルクロードを載せ登場。戻って、キャンプ場入口の横道へ。あとは上るだけだな。上るだけ。どこまでも続く九十九折。入口に12kmと表示があったそうな。長かったぞキャンプ場。遠かったぞキャンプ場。上ったぞキャンプ場。ビールだ。

 

 

 夜会
 カミオン部隊のやっくん一家と波方さんが既に到着しており陣取りをしてくれてました。荷物を下ろしながら、ロング缶をぷしゅぅ。生き返る。金バラ武石さんも合流。キャンプ場は、高速と違い空いており、15+1名、無事に全員テントを設置できました。小生の14年物のテントも無事に広がり、宴会がぼちぼちと始まりました。
 初参加の小生、食う方は、はしもコップのないという体たらく。そういえばキャンプツーリングではコッフェルやバーナーを持っていってたなぁと大ボケ状態。梅キュー。肉。焼酎`甕夕餉"カメユウゲ、ワイン。望月さん、カップありがとうございます。おかげでワインと焼酎といただけました。
 小山さんが、より(飲んで)元気になってきて、松田夫妻、波方さんがまめまめしく料理を出してくれて、焚き火の周りでだんだん眠〜くなり、記憶が、、、ふと気がつくと真っ暗。寒かったのでいつの間にか長袖ジャージを着ていた。しかし足は短パン。10時消灯。斎藤さんが帰るまではいようかなと、そのまま座っていたけど結局寝てしまい、次に気がついた時にテントに入りました。

 
7月20日(日) 晴れ 朝食は塩ラーメン
 やはり起きてしまった。だいぶ年寄りになってしまったので朝が早い。ま、宴会ではかなり寝てたし(^^);折角なのでひとっ走り。駐車場では。もっと早起きな波方さんと山内さんらが談話してました。キャンプ場のさらに奥の林道は、ゲート一本、チェーン一本しかなく、コース的には黒河内林道におりて行けそうな感じでしたが、高低差がすでに100m以上。これ以上下りてゆくと帰りが大変なのでターン。
 戻るとみなさん起きており、談話が始まってました。無料シャワーを浴びた後、篠原画伯の絵を見ながらのんびりとしていると、ラーメンスタート。塩ラーメン→カレーラーメン(◎)→ネギ塩ラーメンと堪能させていただきました。キュウリも◎です。

 

 林道二日目。
 キャンプ撤収、集合写真。松田さん夫妻とやっくんはしばらく残るとこのこと。一同下の道の駅へ。ソフトクリームやお土産をしている間に、いよいよシルクロード登場。バッテリーが弱いらしく、セルから押し掛けに入りました。駐車場を走り回ってます。しかし目覚めず、ブースターケーブル。波方ランクルから再びセルへ。通常の2倍!ディーゼルの24Vかけても(ウソ。12Vです)目覚めませんでした。ということで泣く泣くシルクロードは再び荷台へ。篠原画伯、波方さん、小山さん(?)に別れを告げ、高嶺林道へ。

 林道温暖化?の影響がここにも?
 林道に入ってすぐ、先頭の会長が停止。一団、何事ぞ?何やら大発見の模様です。林道入口でエリマキトカゲが威嚇をしている。ここはオーストラリア?会長カメラを抱え、激写!あまりの威嚇っぷりでエリマキトカゲはカチカチに固まってしまったようです。会長、エリマキトカゲを捕獲し、カメラ目線に向きを変えても、彼は頑なに威嚇を続けてました。記念撮影を行い、再度林道侵入者を威嚇する角度にセットして出発。

  

 仕上げの林道、やはりGS受難?
 林道は程よく、気持ちよく高度を上げていきます。途中の見晴らしの良い間所で休憩。先着の団体さんもいます。天気は快晴。暑い暑い。水、水、水。バイク談義に花が咲く。そして北へ、昨日通った林道交差点で下り、もとに戻ります。先頭は藤原さん。快調に飛ばしてたんですが、、、次に見たときは143度位回転して危うく崖落ちかけてました。幸い人馬ともに大事に至らず復旧。下山再開。好天につき、すれ違いライダーも多数。ほぼ快調に下りて、青柳駅。林道終了

 ソースかつ丼
 国道20号を黙々と南下し、現実へと戻ってゆく。やはり下界は暑い。ちょいと混んで来て眠くなってきた。お腹も空いてきた。そして小淵沢IC入口の国界で昼食となりました。混んではいるが、まあ待ちましょう。復路の高速渋滞を気にしつつ、名物?ソースカツ丼を食し、解散となりました。高速は細かく渋滞してましたが、無事走りきり帰着。好天に恵まれたよきキャンプツーリングとなりました。  多謝

 

PS 後日発売された「GARRRR 9月号」にはクラブ員のインプレの感想や写真がカラー2ページに渡り、掲載されました。コメントもビッグオフライダーらしい文面になっており、楽しい紙面になっていました。