7月のクラブツーリングレポート

 今回はアフリカツインの山内さんのクラブツーリングレポートです。

 昨年の仙台遠征ツーリング以来、約一年振りのクラブツーリングへの
参加である。トラブルの無いよう念のためリヤタイヤ交換とバッテリーの
補充電を済ませておいた。
 4時30分起床、こんなに早い時間だと言うのに荷造りしてウェアを着
込むうちに汗まみれになってしまった。5時30分に出発。相模湖ICの向
かう16号線は流れているとはいえ、既にかなりの交通量である。相模湖
インターから中央高速に載った直後は更に交通量は増し、3車線は全て
一杯だった。
 オフロードバイクに乗るようになって林道の面白さを知ってからは舗装
路が単なる消化区間になってしまい集合場所へ向かうのは少々苦痛な
のだが、救いは向かう途中にクラブの仲間達に遭遇し気持ちが昂って来
る事だ。今回も稲葉さん(アフリカツイン)、福田さん(1200GS)、小林さん(KTM)達と高速道路上で抜きつ抜かれつし気分が高まっていった。
 集合場所の双葉SAにほぼ定刻通り到着すると先程抜かされた仲間などの顔見知りや、初めてお会いする方など既に数名が集まっていた。何ともビックリしたのはみやPこと宮田さんの横に凄い新車(厳密には中古)が停まっていたこと。てっきりHONDA等と思い込んでいた自分には少し驚きだった。宮田さん曰く「男買い!!」。「男買いって何ですか?」(笑)。
 やがて合田さん(アフリカツイン)や武石さん(バラデロ)など久し振りにお会いする方など続々集合し総勢12名となった。ちなみに7月のツーリング参加者は松田さん(100GS)宮田さん(KTM640LC4)、藤原さん(100GS)、稲葉さん(アフリカツイン)、合田さん(アフリカツイン)、斉藤さん(KTM640アドベンチャー)、武石さん(バラデロ)、小林さん(KTM520)、大槻さん(650GSダカール)、福田さん(1200GS)、二木さん(アフリカツイン)、そして私山内(旧アフリカツイン)。・・・あと集合場所には岡田さん(1100GS)の姿も。

  

 双葉SAを後にし近くの韮崎ICを降りる。降りて直ぐの昇仙峡ラインを右折し山を登ると本日一本目の林道「林道前山大明神線」に突入。この林道は自分の嫌いなタイプで自然なダートではなく敷き砂利のダートでしかも水流による深い縦溝付き。久し振りの林道なので慎重に走り、速い人には道を譲る。林道を出た後はみずがき湖に寄り自分の強い要望により早目の昼食にしてもらう。ここで郷田さんが帰路につく。
 昼食後は「樫山小森川林道」→「小森川林道」と走り繋ぐ。ガレているほどではないが自然な路面状態で走っていて楽しい。心無しか前を走っている斉藤さんや小林さんも楽しそうに見える。木賊峠に到着後は行きたい方向の道が通行止めのため一旦山を下りる。下りる途中で武石さんと稲葉さんが逸れててしまったたり、自分のバイクのリヤブレーキがフェードして効かなくなってしまうなどのハプニングがあった。

  

 ここで斉藤さんが帰路につき残りの仲間で川上牧丘林道を目指す。ここから林道に到着するまでの行程が最悪。センターラインの無い細い山道をクネクネ、クネクネ、クネクネ、クネクネ(以下クネクネ100乗位なので省略)。大弛峠に到着した時には心身共にぐったり。ぐったりした自分の身体には下りの少々ガレた川上牧丘林道は堪えます。先行する宮田さん、小林さんは嬉々として下りて行った(笑)。
 下山後に地元の小さな商店で休憩。各自食事をしたり給油したりしながら本日の行程を振り返ったり、帰路の相談を行う。小一時間程休憩した後、解散となった。帰路は中央高速組と中津川林道組に分かれて出発。自分は中津川林道組に加わり秩父を目指す。中津川林道では他の林道同様に宮田さんと小林さんが嬉々として下りて行く。

 

 自分は前を走る藤原さんに追い縋ろうとするが徐々に離されていく。藤原さんはオンロード寄りのタイヤ(メッツェラーエンデューロ3サハラ)を100GSに履かせているがカーブ毎にじわりじわりと離されていき、上手な人はどんなタイヤでも速いのだと実感する。幸い途中追い付いた数台の自動車は気持ち良く道を譲ってくれ楽しい林道走行になった。
 認めたくないが齢を重ねる毎に林道への往復の道のりが辛くなってきた。林道走行自体は楽しいのでその楽しみを失わないように体力を付けるしかない。松田さんがマラソンを続ける気持ち(意志)が分かる。自分も頑張らなければ!!目指せ生涯現役!!オヤジに負けるな!(→誰?)って既に俺がオヤジか。