2004年1月のクラブツーリングレポート

 レポーターは R1100GSの岡田 洋介さんです。

 今年初のツーリングは前日に小雪が舞い、天気
予報も怪しい雲行きでしたがクラブ内では自宅から
一番近い自分が参加しないのも「なんだかなぁ〜」
ですし、今年こそは定例ツーリングの皆勤賞(なん
て有るのか?)を目指す身としては白銀林道より始
めよとの格言?なので何が何でも参加しなくては!
と、自分に言い聞かせる。
 で、当日朝、起きてみるとやはり天気予報の通り
の見事な曇天。う〜、挫けそうな自分と相棒11GS。
セルモーターの回りも弱々しくいざ、出動!
 近所だからと言う訳ではありませんが、油断して30
分程遅れて集合場所に着く頃にはさっきまでの曇天
は何処へ?と言う位の日差しがさし始め、「さすが会
長!晴れ男!!」などと思いつつ待たせてしまった
皆さんと合流。
 土谷会長、松田師、山本さん、御待たせして申し訳ないと思いつつ、「今回は流石に参加者が少ないなぁ」と思うも昨日の天気ではしかたがないよなぁ、と皆さんと雑談していると私より大物の山内さんのアフリカツインがパーキングに滑り込んできた。山内さんの自宅方面は朝、雨だったと言う事で諦めかけていたら晴れてきて慌てて出動したらしい。
 流石にこれ以上待っても誰も来ないと言う事でいざ白銀林道へ。箱根方面はかなりの積雪との予報だったので空いた道路をサクサクと林道入り口の農道を上って行くと早くも路面に雪がちらほらしだす。
 いつのまにか先頭をいい気になって雪を噛み締めながら走って行くといきなりリヤタイヤが空転しだしてエンスト。イボイボタイヤに履き替えていい気になっているとこういう目に会いますので程々にしておきましょう。(^_^;)。

 

 なんとか圧雪路面をクリアするもそこから先はほぼ完全に東北か北海道?と思わせる様な銀世界が我々を迎えてくれており、「う〜ん、まさに白銀林道」とおやじギャグを心のなかで唱えながら林道ゲートで皆に追い付くと既に皆で歩いて偵察に出ており「こりはダメかなぁ?」と諦めながら一服する。
 10年前のクラブなら迷わず切り込み隊長の誰かが突っ込むとこだったのでしょうが、流石に今回は5人全員が200Kg以上のツインマシン、オマケに家族持ちのいい大人?なので今回は潔く撤退の判断を下す会長であった。
 その後は皆で早川の飯屋さんでお昼を食い、土谷会長は家族サービス?の為に帰路に、松田師は箱根の温泉に、そして神奈川在住の3人組みはダートを走破出来なかった鬱憤を相模川原でばくはつさせてそれぞれ帰路に着いたのでありました。

 

 後日談。
暫く雪道と御無沙汰していた自分は2日後の早朝に「軽いの」で行ったのですが、雪は見事に溶けており、「つまらん、帰ろ」と思いつつ進むといきなりアイスバーンにタイヤをすくわれて、人車供に綺麗に路面を滑ってしまいました。 
皆さん、冬道は用心しましょう、と言うオチで締めくくりです。それでは次回のツーリングでお会い致しましょう。(^_^)/