11月のクラブツーリング

 今回のツーレポを担当させて頂くことになりました望月@アフリカ赤青です。どうぞよろしく。
 
 わたくし今回のツーリングで当クラブ参加1年となりますが、思
い起こせば昨年の10月。たまたま初対面の江川さん@DR800
と話が弾んで誘われたのが入会の契機でありました。で今年この
時期にまた、(個人的には)思い出の鉾田の海岸に行くという事に
なりましたので何となく、あーあれからわたくし上手くなったのかし
ら等と変に緊張してしまっておりました。
 緊張したついでに当日は降水確率高しとの予報を聞き、あービ
ッグオフのツーリングって当日雨ってのが多いねー、合羽着てくん
かねーと戦々恐々。でも当日朝には雨も上がっていい塩梅に晴れ
上がっております。
 集合時間が午前9時半と遅めの事もあり、いつもよりはゆったり
支度してゆったり集合場所に向かいます。途中江川号が見えまし
たが江川さん給油のために途中のSAに折れちゃいました。わたく
しはそのままゆったり集合場所の谷田部東ICに向かいます。が・・
・・・、目指すそのICが一向に現れません。途中で谷田部東PAなる
ものは見えたんですが、そこからICを1ヶ所過ぎた辺りで漸く、谷田部東ICではなくPAの勘違いだったとゆう事に気づきます。そうなると集合時間まであと僅か。もぉゆったりなんぞ言ってられませんが慌てても仕方がないのでやっぱりゆったり復帰します。
 そうして(今度こそ本当に)集合場所に到着するや否や、目があった江川さんの「あー、やっぱりー!」とゆう声に出迎えられます。思わずアタマ掻いたりして←ヘルメット越し。
 いつも通り集合場所で長くだべって10時半頃に出発、土浦北ICで降りてR125→R354と走り抜け、いよいよ霞ヶ浦の湖岸に辿り着きます。山奥の林道なんかじゃ滅多にお目にかかれない、道幅広々のフラットダートに皆さん嬉々として飛ばしていきます。しかも朝まで雨が降っていたせいで土埃がまったく立ちません。おう、こりゃ快適じゃわいと言いつつわたくしのタイヤはオンロード向きなので(言い訳)ゆっくり走らせて頂きましたッス。しかし折角の晴れだってぇのにバイク見ませんねぇ。ダートの出口で一休みしたときに、テテテーっと通り過ぎたモンキーが居たくらいです。ああ、あれで林道走ってみてぇなぁー。

 

 そうこうして湖岸をぐるっと一回りして、鉾田の海岸の近所のコンビニで昼飯の買い出し。午前11時半ともなると、今日が11月である事を疑いたくなるような陽気になってきました。みなさんインナーを脱いで荷物に詰めますが、結構厚着の人が多いのにはちょっとびっくり。そんなびっくりするような陽気の中を海岸目指して走り、ちょっとばかり眠気も覚えた頃にやっとお目当ての海岸に到着。太平洋がどーん!と目の前一杯に広がる中でバイクを停めて、ここでお昼ごはん、やがて松田氏がおもむろに海岸にバイクを進め、波打ち際まで乗り入れられるのを確認、全員が松田氏の立つ位置までバイクを移動しそこで本日の記念撮影です。わたくし奇しくも土谷会長がイスカンダルから持ち帰ったコスモクリーナーD、じゃなかった走行も少な目ぴっかぴかの新・紫都代さん号エレファント750(納車おめでとうございます!)の横に停めさせて頂きましたです。

 

 好天でぽかぽかしてる上で波打ち際を走れる絶好の機会です。記念撮影が終わった後でめいめい大洗方面に向けて砂浜の上を走ります。おお、これが砂浜の上を走るってやつかぁとわたくし気分はビクトリーランです。
 記念撮影した場所から2kmくらい走ったところに丁度いい斜面があり、全員そこで停止。みなさんなにやら生き生きしながら目の前の斜面にアタックします。が、砂がふっかふかに深いので停まろうものならすぐにスタックしてしまいます。でも折角のだだっ広いダートコースで遊ばなソンソンとばかり、どんどんみなさん斜面を登ったり降りたり麓のほうで8の字描いたり。松田氏とみやピー氏の縦横無尽な走りっぷりを見て、手本になるどころかエクストリームスキーのデモでも見ているよーな気がして、わたくしとしましてはただただええもん見させて頂きましたと感服するばかり。それを見ていた土谷会長も果敢に斜面にアタックしますが敢えなく敗退。「みんなよく行けるなぁ〜」という(会長にしては)珍しいコメントを頂きました。

 

 折しも当日はGSバカミーズの会合だったらしく、F650GSやR1150GSの人たちが我々の周囲でデザートランを楽しんでおります。うう、楽しそうだなー、こんな時だけオフタイヤ欲しくなるなぁー。
 みなさんそれぞれデザートランを楽しんでいるそんな時、不意に江川号が倒れました。平地での左Uターンに失敗したらしい(?)のですが、江川氏すごく顔をしかめています。とりあえずバイクを起こして江川氏を引っ張りだし、土谷会長が様子を尋ねると「Uターン(?)しようとした際に左足を捻ったようだ」との事で足指は動かせる様でした。江川氏も周囲の我々も捻挫かと思いましたが痛みはどんどん増していくようです。そうこうしているうちに江川氏が自力で立てない事が判りましたので、全員で担ぎ上げてバイク共々海岸から移動。とりあえず救急車を呼び、付近住民のご協力も頂いて江川氏を病院に搬送する事が出来ました(ご協力感謝します)。
 江川氏を見送った後で近所のドライブインらしきところで取りあえずの解散となりました。付き添いで病院に行く人とそのまま洗車場に向かう人で分かれましたが、さて洗車しようかねとゆう時に先ほど海岸でお逢いしたGSの人が。あのメンバーの人が海岸でパンクして動けなくなったらしいとの事で、松田・みやピー救助隊出動です。我々はそれを見送りつつ、しっかりと海水を洗い落としたのでした(後日クラブ掲示板にて感謝の言葉を頂いたのは、皆様ご存知の通りです)。
 

 

 後日江川氏に容態を確認しましたところ、4ヶ所に渡る複雑骨折だったとの事です。先が長いとは思われますが、一刻も早く怪我が完治することを切に願います。また、迅速に対応した参加者のみなさま、本当にお疲れさまでした。