レポートはM田たかくねん＠100GSです。今回はノントラブルだよ〜ん。
７月のビッグオフといえば恒例のキャンプツーリングです。毎年梅雨明けの猛暑の中、ハードなロングツーリングとなります。ここんとこ毎回のマイナートラブルでもう一つ乗り切れてなかった私は（過去のツーレポ、TBIリザルト参照）「今度こそ」と密かな闘志を秘めて参加したのでした。（やるで〜）
DAY-１
集合場所の東北道佐野SA に集合してみると、おおっっいるいる。最近参加台数も増えてきて賑やかです。また今回は東北開催ということもあり東北メンバーがゲスト参加してくれる、楽しみだなぁ。
そろそろ出発しようとバイクに跨がると、滑り込みでT井さん＠650GSが到着。が、様子がおかしい。まるでエンジンの脳天から大量出血、いやオイル吹出しピュ〜。一同騒然。結局復旧できず、到着しただけであえなくリタイヤとなりました。さようなら。。。。それにしても７月ツーリングGSの悲劇の法則はまだ続いていたわけだ。あぶないあぶない。
気を取り直して出発。東北組集合場所の白河IC到着。じりじりじりじりそれにしても暑い。とおほぐなのにぢっどもすずしぐない゛。。。。結局現れたのは遅れてきたT石さん＠バラバラでろでろ１台のみ。福島組は暑さのためリタイヤ？残念、仙台組はキャンプ地集合ということで計９台でいよいよダートに向け出発！
ルートは去年とほぼ同じ、いわき方面へ何本もの林道を通り抜けていくハードなルートです。この暑さの中全力で走ったらもつわけない。自分を見失わない大人の走り？が必要です。でもなぜかスリップマークを描いていく。。。それにしても東北の山々の美しいこと。初夏の緑のトンネルを抜けていく気持ちのいい林道を走れました。
もうしばらくで棚倉の街というところでにわかに暗雲が立ち込めてきました。あっという間のどしゃぶり。あわてて入った売店で小１時間、しょっぽり雨宿りさせてもらいました。おばちゃんありがとう。
そうしているうちお昼も過ぎたのでT谷隊長がこの辺で食事をしようというのを、私を含め数名が「せっがくとおほぐにきだんだからもっどいいどこで・・・・・・」とゆずらず更に奥地へいくことになった。が、なにもない。。。。とほほ敗者の気分。が、鮫川村に手打ちそばののぼりを発見。一転我々は勝者となったのでした。
聞けば村起こしではじめた手打ちそばとのこと。注文をうけてから打ち始める！！という徹底ぶりでとっても美味でした。でもそんなんだからここでも小１時間、しょっぽりしてしまいました。ここでは希望者にそば打ち体験もさせてくれるそうで興味のある人は次回挑戦してみては？
さっきの雨のおかげで幾分すずしくなり後半戦の林道は走りやすくなりました。今度は砂利が多めでちょっとビッグには走りにくい林道です。最近走れる林道が減ってきているので、こんなにいろんなシチュエーションの林道を走れるのもさすが東北ならではだなぁ、と思いました。
見覚えのある小川沿いの林道でのお約束ポイント（GS受難の地ともいう）で全員で合掌し、やっと最後の林道を抜けました。今回のキャンプ地はいわき市の水石山公園です。到着すると新潟から宴会部長N方さん＠４輪と仙台から駆け付けてくれたともあき君＠650GSダカールが出迎えてくれました。ともあき君とはTBI某バカミーズ以来の再会です。
キャンプ場は北海道のようなロケーションのすばらしいところなのですが、ちょっとうるさそうなの？と背筋が寒そうなの！がたまにきず。それでもなんとか良い場所をみつけてテントを設営しました。ここで温泉組と買出し組に別れ、私は温泉部長として温泉探しに出かけました。勘だけを頼りに探していたら偶然にもなかなか良い温泉を発見でき、さすが温泉部長、とみんなに敬われてとてもラッキーでした。
キャンプ地に戻ると遅い夕立が降ってきました。宴会部長N方さんが用意してくれたドカシータープの下に皆で入って宴会を楽しみました?泡の出る飲み物ややたら古い飲み物や科学薬品みたいな飲み物があちらこちらで交わされ皆どんどんだめになっていきました。
宴もたけなわとなった頃、今回ヨースケ氏＠1100GSのお知り合い参加のジュベル氏が私の横でぼそっと「M田さんって×××のM田さんっすよね？」「◯▲※＊っ×っっっ！！！」私達はふる〜〜〜いお知り合いだったのでした。ねっN木くん。
学生時代も蘇り（おっといけない）さらに気持ち良く飲んでいると深夜12時にもなるのにバイクがやってきた。仙台からじゅんちゃん＠ATが駆けつけてくれたのでした。ともあき君と一緒にTBIの話題などで？？盛り上がり↑、盛り下がり↓。。。。。。もう覚えてません。。。。。。
DAY-２
すばらしい青空です。しかし、頭いて〜〜〜。あっはらしー＠テ寝レがいる、いつ来たの。あれ？T井さんがなぜかランツァできてる。ありゃ！じゅんちゃんが行き倒れてる。これは夢か幻か。。。。。ただの二日酔いでした。しかも昨日に輪をかけて暑い！暑い！東北は容赦ないっス。
今日も元気に出発だ〜〜〜えいえいう゛おぉ〜〜〜。。。。。検問でもあれば一網打尽ですな。N方さんとはここでお別れ、来年もよろしく。
本日は昨日の逆走となります。この暑さにこの二日酔いで更にダートでシェイクされる訳ですから想像を絶するツーリングとなりました。やっぱりビッグオフの７月キャンプツーリングはハードです。はっきりいって私よく覚えてません。
それでも断片的な記憶を辿ると、なんだか沸水ポイントで吸い込まれるように止まった憶えがあります。それに見覚えのある小川沿いの林道のお約束ポイント（GS受難の地ともいう）で再び全員で合掌したような憶えがあります。またY内さん＠ATのタンクバックやＳ藤さん＠100GSのリアパニアが右へ左へひゅんひゅん飛んでいったような気憶があります。そして真夏の太陽のかげろうの中にI葉さん＠ATとN木くん＠ジェベルが赤い顔して笑って消えていったような記憶があります。。。。。
気がつくと地べたに座ってました。目の前でじゅんちゃんがパンク修理してます。
更に後ろの方で 、はらしーが「テ寝レもパンクしっテネレ」とおやじギャグをかましていました。。。２台もパンクするなんてめずらしい。でもおかげで？ちょっと休めたようです。
この林道を抜けたらお昼にしよう、と抜けたところでじゅんちゃん再びパンク！今度は釘を踏んだらしい。どーなってんの？実はともあき君もこのキャンプに来る途中でパンクしたらしい。。。仙台組はパンクフェチです。幸せそうに修理してました。
お昼もすっかり遅くなってしまいましたが「ふづがよいなんだからさっばりしたそばがええ゛・・・・・」ということで昨日と同じく鮫川村の手打ちそばやに大挙して押し寄せました。店は既に閉まってましたが我々の血走った目を見たおばちゃんはわざわざ開けてくれました。ありがとうおばちゃん。
しかし、やはり今日も注文をうけてから打ち始め、ここで小１時間、またまたしょっぽりしてしまいました。そして今度は２度と立ち直ることはできませんでした。
真っ白な灰になってしまったK籐さん＠ATがさわやかに笑って去っていき、ここでまたひとり戦友を失ってしまいました。我々は以後の行程を放棄することにし、おばちゃんに教えてもらった近くの温泉に落ちていきました。缶ジュースより安い入浴料の温泉で汗を流したら、やっとお酒も抜けたみたいです。
日も傾いてきて、普通みち？で帰路となる白河ICに向かいました。やっと涼しくなってきてだんだん調子がでてきましたが（ホントか？）残念です。そして白河ICで仙台組ともお別れです。「今度はパンクすんなよ！グッバイ！」
このようにクラブ１０周年記念？キャンプツーリングも無事終了しました。思えば色んな思い出があり、また出かける場所もメンバーもずいぶん変わったと思います。しかし、その時その時の楽しさがあってそれはかけがえのないものです。これからも毎年楽しみにしていきたいです。
