GS4DAYs In ヒダカ

 

公式日程1日目[7/26(金)] 晴れ

 大洗からのフェリーで13:00頃、苫小牧上陸。地図でまだ走った事が無さそうな道道を走り継いでこれからの4日間のベースキャンプとなる沙流川キャンプ場入り。場内が結構広く「あれぇ〜、ホンマにここかいなぁ?」と途惑っていると、某BMWのMLのKさんが奥の方から誘導しに来てくれた。道内でもかなりの広さのキャンプ場で全面フラットな芝生のサイトでなかなか快適そう。
 まだ5〜6人しか人が集まっておらず「やはり時期と場所が問題だなぁ」と思っていたら夕方までに徐々に参加者が増えだしてチョッビっと安心する。「猛牛連合」の関係者の方もやって来てサイトも徐々に騒がしくなってきた。
 知り合いは某GSクラブ副長のW田さんだけで、GSクラブからの参加者も殆ど居ないと言う事。その後皆でメシを食って宴会しているうちに雨が降り出して日付が変わる頃、聞き覚えの有るエキゾーストが・・・・・、「あれ?誰だ?」と思って近づくとY越さんの1150GSだった。苫小牧着の夜便で来たそうでやはり仕事は大事ですね。
 本日の走行 110Km

公式日程2日目 曇り後晴れ。

 昨日とは打って変わって微妙な空模様。無謀にもメッシュジャケットで参加という自称「旅慣れた男」としては合羽を着るしか無いが気温的には日高町は比較的暖かい。
 今日は肩慣らしと言う事なのか、千歳〜苫小牧山間部の比較的フラットなフィールドをGPSを使ってルートファインディングするというゲーム的なツーリングで、ラリーみたいにいよいよ迷ったら開ける封筒が配られるが、GPSを使っていない参加者や自分の様に持っていても使いこなせていないメンバー(約半分弱)は、ビックタンクマガジンのボランティアの方に先導してもらってマスツーリングとなる。たまたま前から3番目という好ポジションに着き「1150が行けるなら1100でもイケル」、という何の根拠も無い理屈でガンガン開ける。ハッキリ言ってビックオフの為に有るような気持ち良いダートで、まだ行かれた事の無い方が居たら是非、走って頂きたい。
 天気も何とかもち、日高町に帰る途中で覆面(って、レスラーなら良かったのに)までチギッてしまい、お国の為に奉仕した方もおりましたが・・・(TT)。キャンプ場に戻るとS藤(すーぱーともあき)さんも仙台より来ておられた。まあ、笑い話になるくらいのトラブルだけで今夜は焼き肉パーティーで夜も更けていった。
 本日の走行 381Km

  

公式日程3日目 晴れ(今回のメインエベント)

 あまり多くを語ると来年の参加者の方の楽しみを奪ってしまうので自分の感想を少し書くと、「あ〜、カルー2履いててヨカッタ」「へぇ〜、11GSってこんな所も走れるのかぁ」「GSアドベンチャーの性能は凄すぎる!」「ああ、アフリカツインに乗り始めた頃だったらサイコーだったなぁ」「あかん、シャッターきる指が痙攣しとる(^_^;)」などなど。
 因みに自分はライトなコースを選択。ヘビーなコースでは北海道で知らない人は居ない、舗装路を走らずに林道まで行けて!?各種ラリー等でも御活躍中の凄腕、1100GSのY口さんが沢渡りの際に転倒して11の弱点、ステッププレートを大破し無念のリタイヤと言う程の凄さだったらしい。
 今回お近付きになった1150GSのW旅さんがトラブったのを口実に後半戦を離脱してベースキャンプに戻りW旅さんやY口さんのトラブル直しを手伝ったりしながらまったりしているうちに皆、帰還してくる。ふぅ、これでおしまいかぁ〜(ホッ)、と思ったらまだまだ楽しませてくれるのが伊達にGSバカとは呼ばれていないM本師、「それではこれからスキー場のてっぺんまで行きまぁ〜す」って、オイオイ、マジっすかぁ〜?
 流石にゲレンデは走れないが作業道を走って行くと言う。麓から見ても尋常な斜面ではない。えぇい、同じバカなら走らにゃ損損、とばかりに作業道を駆け上がる、と、言うより、這い上がる、の方が表現的には合っている感じ。登りながらも下る時の方が心配になる。それでも山屋風に言うなら7合目位までは全員登頂。  今、冷静に考えるとダメもとでチャレンジしてみれば良かったと思えるが、新旧GS等はもちろんの事、スーパーXR650Rですら登り切れずに引き返して来るのを観ていては最後の気力も消え失せた。
 記憶に間違えが無ければツイン系で登り切ったのはバカミーズのI毛さんだけで、M本師も頂上寸前で駆動系のトラブルで無念のリタイヤ。T谷会長、来年の楽しみがひとつ増えましたなぁ。(-.-)y-~~~と、言う訳でこれでホントにお開きとなりました。沙流川温泉に極楽極楽と浸かり、人車共にトラブル無く夜を迎えた。
 本日の走行 (たったの)75Km

公式日程4日目 曇り 最終日(三々五々に解散)

 はぁ〜、終わってみればあっという間の4日間でした。思いもよらない有名人の面白い話なども聞けて暑くなく寒くなく雨にも殆ど降られず、GSの楽しみかたも新たになった4日間でした。帰りは中途半端になったカルー2にトドメを刺す為に林道2本程こなし函館まで、青森までフェリー内で約3時間休み、夜の東北道を南下し、連続走行としては自己最高記録を更新し朝09:00頃に無事帰宅となりました。
 自宅までの走行 1304Km

余談。
 カルー2は意外と根性が有るらしくこの1週間後の屋久島ツアーにも同行し、その後もまだ舗装路や程度の良い林道位なら走れる程の余力が有りました。問題点が有るとすればロードノイズ。20時間以上聞いた後は半日程耳鳴りが止みませんでした。使用距離は5916Km、フロントはもう千キロ位は行けそうでした。