江川さんに続き、土谷もレポートをいたします。
富士スバルラインと言えば、「中2の時に登ったな〜」との記憶のうちに、申し込みを済ませ、当日は安く買ったWサスのMTBで、チャレンジ!毎日の通勤で片道10kmを走っているので不安は無いが、いかんせん100%登り! 何処まで体力(脚力)が持つかが勝負。
スタートすると、右も左もビシッと決めたウエアと如何にもお金が掛かっていそうなチャリばかりで一瞬怯む。「まだまだ始まったばかり!」と自分に気合を入れ直して進む。最初の5kmはアッという間に通過。結構汗をかいている。10kmを過ぎた頃から脚に疲れが来はじめ、立ち漕ぎをしようとするが、リヤサスがストロークすると、ペダルと身体の動きが合わずNG。しょうがなくシッティングのまま頑張る
事に。
15kmを過ぎた頃には、シートの角度が悪く股が擦れて痛い。少し緩や
かな所で腰をずらして我慢する。この辺りからは、標高が高くなった事も
あり、汗を殆どかかなくなった。(体調不良?の不安もあったが、湿度が
下がった為で心配は無かった事を後で気が付く)、途中2箇所の給水所で
はドリンクのサービスもしているが、受け渡しと後の処理が大変そうなの
で、パスする。(普段の自分なら2〜3本絶対にもらっていただろう。)
残り5kmの頃には、すっかり脚に疲れが来ているのが判りペースが落
ちるも、ここで負けたらビッグオフロードクラブの名が廃る(なんのこっ
ちゃ!)と気を入れなおしゴールを目指す。ラスト1km前、ほぼ平らに
近い登りの500mでは、ラストスパートで一気にロードも含めて20台
をブッちぎるも、ゴールまでの300mで失速。修行がまだまだ足りない
事を痛感した。
そして、栄光のゴールへ。約25kmにも及ぶただひたすら登りの中で、
終わりを信じて走ってきた事もあり、ゴールゲートを通過した時には、こ
の上の無い達成感を感じる事が出来た。ゴールでは吉田君がカメラを構え
て待っていてくれたが、ウィリーを決めようにも失敗。ゴール後には江川
君と落ち合い、記念撮影をするも、やはり脚力の差を見せ付けられる結果
となった。次回こそは絶対に負けないぞ!と心の中で誓ったのであった。