BOGTM 2014' レポート 

 5月31日(土曜日)のBOGTMは浅井(KTM 990Adventure S)が初レポートにチャ
レンジします。

 高坂SAに到着したのは6時過ぎ、ナビの算出した時間より40分ほど早い到着で
一番乗りです。どうやら目的地の設定を登り車線側のSAに間違えて設定していた
ようです。
 朝食を済ませた頃に1190AdventureRの高橋さんがやってきます。いつもと違う
ヘルメットだからか雰囲気が若いので最初は別人かと思いました(^^; 次にKLE400
の川島さん、最後にELEFANT900Mの会長土谷君の登場です。
 会場となる浅間特設コースは初めて行く場所との事でしたが迷うことなく早めに
現地到着。現地にはクラブのメンバーで午前からフルに参加されている方が3名い
らっしゃいましたが幽霊部員の私にはお名前が判りませんでしたm(__)m。
加瀬さん(1190ADV-R オレンジ)、平山さん(XT1200Z)、井田さん(FreeRide350)
だそうです(^^; 
 ツーリングクラスでの参加なので午後のフリー走行からのはずでしたが早く到着したので模擬レースへの参加を打診されます。コースコンディションが判らないと駄々をこねると先導付きでコース案内をして頂けることに(^^)v 
 自分は比較的早めにネックとなるヒルクライムを通過できました。後はフカフカ&タイトコーナーを最徐行ですがストレートは気持ち良かったです。時々サンドでフロントを振られるのであまりペースは上がりませんがそれでも多くの人をストレートで抜くことが出来ました。穏やかなフープス状のストレートですが265mmのストロークで軽量エンデューロマシンと遜色のないサスペンションセッティングを誇る990AdventureSですから楽をさせて頂きました(^^)v
パドック?から見たコースは適度に柔らかそうな走り易いコンディションに思えたのですが、実際に走ってみるとフカフカの砂が深い所が多く見た目より走りにくいコンディションでした。なのに案内人の方はわざわざ難しいコースを選択していたようです。物足りないかも知れないからって・・・(^^; 

  

 そして模擬レースですが25分+1周形式で行われます。コースは先に走ったフリー走行時と異なるレイアウトで反対回りです。一周の完熟走行の後のスタートではありますが、スタート直後の高低差4m程のヒルクライムが一番の難所でスタート直後は予想通りの展開となりました。なにしろバイク2台が並んで上るのが精一杯な幅でかつ、左のラインは水が流れて小さなクレバス状ですから先頭の2台ほどが通過した後ラインがふさがります。ラインが空いた時にはすでに先頭グループが一周を終えようとしていたように思います。 ですが、トップの950SERとHP2Enduroは異常な速度で抜いていきます。たった25分の間に2回も抜かれてしまいました。
 しばくすると大きめのデュアルヘッドライトが迫ってきます。とうとう会長に追いつかれたと思ったら抜いていったのはXT1200Zでした、思わず目を疑います。表彰の時に聞いたのですが、この3名は松本ミチハルさんのエンデューロ仲間だそうです。あんなふうにビッグオフでガンガン走れる人ほんの一握りでしょうが林道と違って先へ進めないような難所は無いし常に近くに人がいますから林道より安心してオフロード走行を楽しめると思います。ただ、タイヤはブロックタイヤの方が良いですね。 模擬レースの後はコースレイアウトを戻してフリー走行時間がたっぷり有ったのですが自分は模擬レースでクタクタになってしまい2周しか回りませんでした。

  

 コース出入口の斜面は前も後ろもグリップしないフカフカサンドに轍やら水の流れた溝が有ったりして最初のコース案内でもタコ踊りしたのですが、模擬レースで疲れていたせいか2周目に入る所で転倒、頭が低い方に倒れたのでさっさと引きづって車体の向きを変えますが疲れているせいかすごく重く感じました。前を走っていた人がすっ飛んできて起こすのを手伝ってくれます。なんか、ハタから見てもフラフラなのかなぁーって気分も落ち込んでしまったのでノロノロと残りを回ってフリー走行を終えました。
 せっかく会長がカメラを構えていてくれていたのですがもう走る気力は残っていませんでしたorz。私が走るのを止めてしまった後も川島さんは淡々と周回を重ねて練習されていました。タフですね。私がうまく走れなかった出入口付近の斜面も危なげ無くクリアしていきます。高橋さんはなんと斜面を利用したプチトライアルセクションでの練習にチャレンジしていました。予想通り?コロンと転がってミラーを壊してました(^^; ブロックタイヤじゃないのに斜面にチャレンジする精神力が凄いです。心の若さがにじみ出ているから朝も別人と感じたのかも。

  

 他の人の走りを見ていても時間が結構余ってしまったので690Enduroに試乗してみました。これは反則な感じです。ビッグオフでは無く純粋にエンデューロマシンでしょう。バランサー搭載でマルチのように回るシングルだとセールストークにありましたがまさにそんな感じです。って回してみたら恐ろしく速度が出ていて一度コースアウトしました(笑)、その後も何度コースアウトしそうになったことか・・・。
 え?ナンバー付いて道路も走れるの?って感じです。テーブルトップではWR250Fと同程度のジャンプで底付きしますが穏やかな底付きなので怖くないのが印象的でした。

  

 最後にドリフト大会にちょっと参加してみましたが全然駄目でしたorz。次回は絶対ブロックタイヤで参戦しようと心に誓ったのでした(^^; 帰りは足の届きにくいブーツで疲れたから早く高速に乗りたいとお願いし早々に関越道乗るルートにしてもらったのですが、調子に乗ってかっ飛んでいたら何故か目の前に料金所が・・・orz  環八と甲州街道で帰るハメになりました・・・Fin