BOGTM レポート

  当日(4月25日)まで、どうなるか分からなかった「BOGTM」の、レポートです。

 「BOGTM」とは、ビッグオフガイドツーリング・ミーティングの略称です。
主催は雑誌でもお馴染の「松本ミチハル」さん、当日の講師としては、「国際
A級ライダーのよしともさん」のオフロードレクチャーです。
 今回の参加者は、私(土谷=エレファント)と松田さん(R100GS)、斉藤さん
(R100GS改)、高橋さん(アフリカツイン)、篠原さん(XR600R)の5名です。
 いざ、コースに着くと、予想に反して乾いて締った土の路面に、見た目はす
ごいが実際は走りだせば大したことないアップダウン。飛ばなければ問題の
ないジャンプ・・・、と一安心。最初は先導されながらコースを回り、3週目には、
各々フリー走行に。

 

 久しぶりのコース走行に慣れるまでに時間はかかったが、慣れてくると楽しくなる。コーナーでは、バンクを使ってターンをし、ジャンプもちょっとだけ浮遊感を味わう程度で、楽しく走れる。そしてこの後、ビデオカメラ付き斉藤GSに後ろに着かれた事が、まずかった・・・。
 コースの最後のジャンプで、カッコイイ処を見せようと、勢いよく飛んだはいいが、着地の態勢が悪く、前後のサスペンションがフルボトム! 転倒することは無かったが、リヤサスを縮めすぎた為、リアキャリパーがマフラーに接触! オイルのエア抜きニップル部分が緩んだ事に気がつかず、次の周回で見事にブレーキフルードが抜けて、リアブレーキがスカスカに・・・。
 パドックに戻ってはこられたが、ブレーキフルードの予備なんて当然持っているはずもなく、修理に町まで降りるか、そのまま走るか、悩んだ結果、直しに行っている時間がないという事で、午後はヒルクライムだけアタックする事に。「ま〜〜〜登るだけならリアブレーキもいらないし・・・」とチャレンジ決行!

   

 ヒルクライム大会では、KTM、HP2につづきチャレンジして、私も見事クリアー。次の番の高橋さんは、スタート直後にリアスライドで転倒。再チャレンジではクリアーしました。(ちなみに高橋さんのアフリカツインのリアタイヤは、カルーでしたが、ほんとに2部山でした。このタイヤでのチャレンジスピリットは流石です!)
 また、松田さん、斉藤さん、篠原さんもそれぞれ第2弾ヒルクライムでは、オールクリアーしていました。そんなこんなで、午後も十分に楽しめた今回の走行会も3時過ぎには終了となりました。
 久しぶりのコース走行での緊張もありましたが、まだまだ「走れる」という満足感で十分堪能出来たこのイベント。次回の開催を楽しみにしつつ、帰路に着きました。 
(当然、帰路もフロントブレーキだけの走行でしたが・・・。)

   

 
今回のイベントでも、9割がBMWとKTMとで占めていて、国産ではアフリカツインが2台とスーパーテネレが1台、XR600〜650が2台。最近のビッグオフの市場と合わせて、ビッグオフの世界が狭くなって来ている波は避けられないようです。今回のイベントでも、9割がBMWとKTMとで占めていて、国産ではアフリカツインが2台とスーパーテネレが1台、XR600〜650が2台。最近のビッグオフの市場と合わせて、ビッグオフの世界が狭くなって来ている波は避けられないようです。