ビッグオフロードクラブ 20年の歩み

はじめに・・・。

 ク
ラブ設立20周年を迎える2011年9月、長いようであっという間の時間の中で、「オフロード」と言う、バイクのカテゴリーが変わる出来事は多々ありました。
 まずは環境問題。世界中の温暖化の影響である二酸化炭素排出の化石燃料の問題。それに付随するかのような、自然と車のとの開拓精神と走行環境。
 道なき道を走る醍醐味を持ったオフロードと、自然の中で繰り返される破壊をテーマに、様々な問題が定義されました。
環境を配慮したクリーンエネルギーな車を目指すメーカーと、車やバイクに乗るユーザーのニーズが20年前と大きく変わった事は確かです。
 20年前と言えば、パリダカに代表される、果てしない大地を駆け抜けるラリーレイドや、極限の自然を相手に走りまわるエンデューロレースが、連日のようにテレビや雑誌に溢れていました。また、若者にはバイクを足とした「旅」のイメージで、北海道ツーリングや走りのシーンが紹介されていました。
 そんな中で、昨今の若者のバイク&車離れに、環境を全面に出した、ハイブリットカーや、電気自動車の普及。当然、全ての人が環境を考えて、きれいな地球を残すためにしなければならない気持ちは大切です。

 
   クラブ設立10周年キャンプイベント               クラブ設立15周年記念イベント

ビッグオフロードクラブの軌跡

 1991年11月に16名のビッグオフローダーが集まり、第1回目のツーリングが行われました。
 それから、10年後の2001年9月、10周年イベントとして長野県にてコマ地図ツーリングを、多くのビッグオフのクラブとメンバーの参加により開催されました。
 15周年として、2006年9月には、福島県の南会津で東北地方のメンバーの参加で、キャンプ&ツーリングを行いました。この時に、参加メンバー達が、「20周年を目標に・・・」との言葉が今回の20周年イベントに結び付いています。
 ツーリングコースとしてきた林道が通行止めや舗装化が進み、走れる場所が限られてきたり、バイクのハイテク化の波もありました。クラブ当初から同じバイクに乗り続けている方も少なくなり、新型車に目移りするも、まだまだ「ラリー」と言う世界に憧れをもっているメンバーに支えられてきました。
 クラブの定例イベントのツーリングは奇数月の年6回と、忘年会やミニイベント、他のレースやラリーへの参加。5年間で30本以上のレポートがクラブ員の方より頂いています。
 今回の20周年を迎えられた事は、全てのメンバーの方の気持ちにより支えられています。これからも多くに方に参加していただけれるように続けて行きますので、皆さんの応援を宜しくお願いします。