BIG OFFROAD CLUB 設立30周年 記念イベントレポート

2021年10月2日3日 30周年記念イベントレポート DAY-1

  
レポーターはV-strom650の宇都宮です。 よろしくお願いします。

 今回は、ビックオフロードクラブ30周年記念イベント、長野県箕輪町のながた
自然公園キャンプ場をベースキャンプとした、キャンプ&コマ地図1dayツーリング
に参加しました。
 前日は日本の南側太平洋上を非常日強い台風16号が通過、どうなるか心配
でしたが蓋を開ければ二日間ともお天気は快晴、絶好のキャンプ&オフロード
日和となりました。

【参加者】(敬称略)
土谷 CAGIVA ELEFANT900M、近藤 HONDAハンターカブCT125、稲葉 HONDA XR750 AFRICATWIN、宇都宮 SUZUKI V-strom650、石田 SUZUKI DR800S、西口 YAMAHA TENERE700、辻 BMW R100 GS PD、二木 HONDA XLV750 アフリカツイン、波方(キャンプ参加)、梅野 KTM 790ADV、新井田 BMW HP2、松木 KTM790Adventure-R、高橋 KTM1190AdventureR、松田 BMW R100GS、江川 BMW R100GS、山内 KTM 640ADV、尾島 KTM790Adventure-R、吉田 CRF1000L Africa twin、小島 CRF1000L Africa twin、佐多 BMW F650GS/D、藤原 BMW R1200GS/ADVの総勢 21名。

【移動】
 早朝3時に自宅を出発、走り出して目的地をと思ったらナビが付いてない、取りに戻る。コロナやら何やらで、昨年の11月以来ほぼ一年ぶりのツーリング。 バイクの乗り方を忘れかけており右手にはまめができそうになる始末。とどめは、樽尾沢キャンプ場に到着。ようやく7時半ごろ現着。ほっ。
 テントの設営、朝食(ラーメン&コーヒー)、受付、コマ図の準備などをおこなう。
8:30からブリーフィング 出走準備。ペアを組んだのは、KTM790Adventure-Rの尾島さん。私は尾島さんの予備知識ゼロ、会長から聞いた「ラリーやってる人」程度の認識。

   

  

   

【コマ地図ツーリング】
 9:00開始で私が先行し2番手スタート。1回目のミスコースを経て前後交代、まずはちょっと滑る舗装林道を経由してダートへ、790はすぐに見えなくなりました。日本中心の展望台登って景色を見る。他3組?とも会った。その後右折後のぬかるみであわやコースアウト。危ない危ない、慎重に進む。790が分岐ごとに待っていてくれるのでダートはコマ図を見なくても安心して進める。楽だ。舗装を17kmほど進んだ先の問題の5差路しっかり通過。2kmほど先のドン突きまで行ってUターン。ダートを経由して高ボッチへ、景色のいい舗装路を走る。途中ブルーシートなどあったが湖畔に出た。
 再びダートへこのあたりから気がついたのだが先行する790のトレースがほぼ途切れることなく続いている。だから見えない先を走っているのについていくのに迷うことはほとんどない。長いロードの終盤で蕎麦屋七面亭に入りそばセットを食べた(この辺りは高遠そばが有名なのは後で知った) 大正時代を思わせる小洒落たお店、ブーツを脱ぐのは面倒だったが泥だらけじゃなくてよかった、PM1時頃だったように思う。後で写真を見ると馬刺し組もいたようですね、伊那だから、忘れてた。

  

  

  

  

  

 午後の部スタート。トンネルを抜け左左で林道へ林業の作業者に通してもらったが崩落で行き止まり半分以上来ているのに(PM2時頃)、仕方なく引き返しエスケープ。ここで2~3組と遭遇、通れないことを伝えた。エスケープに入るのにミスコース。だいぶ戻って本来のエスケープコースにたどり着く。この時違う方へ走り去る組を目撃。おそらくこの組とエスケープの出口で会った。GPSの座標で来たとのこと。
 少し休憩して再スタートこのあたりからの後半のダートは適度に乾いて実に走りやすい。乗り方もだいぶ思い出してきて少しペースも安定した。それでも790はダートに入るとすぐに見えなくなる。少ししか見れなかったが790の走りは皆さんにも見せたかったと思う。(カメラは持っていたのだが動画を撮る余裕はなかった。もっともすぐ見えなくなるのですが〔笑〕) 
 トレースラインがなぜずーっと残るのか? 要は常に加速が減速のトラクションがかかっているということではないだろうか。それでいてほとんどドリフトすることもなく綺麗なラインが残っている。そのラインの上を走ってみると安定して気持ちよく走れる。もっと早く気がつけばもうちょっと待ってもらわなくて済んだかも。いやー良いもの見せてもらいました。
 ラスト長い長いロード。遠くに雲か雨が落ちていて大きな虹が見えました。その雨のしぶきが少し飛んできた。ロス走行距離約30km(通行不能林道ピストン約13km含む)で無事Gool! PM4時頃。
 この日のトラブルは接触回避による?立ちごけでブレーキペダルがスパナになった人がいた。翌日走る人も集まって来てる。でもまずは温泉とビール。ぬるぬるの温泉気持ちい~。

   

【キャンプ】
 テントはソロ、食事は各自自炊、飲み物も自前、ソーシャルディスタンスを保って行われた。
 各自食事が終わったころ、遠巻きにでも少しずつ集まって、焚火台や七輪で焼き鳥や鍋のふるまいをいただきながら、バイク談議に花が咲いた。
 会長から、30周年の挨拶と各メンバーの紹介もあり、久しぶりの楽しい夜となった。40周年までみんな後10年頑張れるだろうか… 頑張ろう! と思う。

【2日目】
 2日目は走行せずキャンプの片づけをゆっくりして、下道で帰宅しました。走行組はこの日も天気が良く気持ちよく走れたようです。
【謝辞】
 楽しいイベントを用意していただいた会長に、楽しい仲間のみなまさに、感謝感謝です。

 

  


クラブ設立30周年おめでとうございます。2日目のツーレポは新井田@HP2です。



 30年も続くクラブって土谷代表の熱意と大勢のビックオフのファンに支えられてきたのでしょうね。すごいです。私は昨年からクラブツーリングに参加ですが、HP2を購入した頃に縁あって15周年キャンプツーリングにも参加しておりました。
 毎年世界のどこかしら海外ツーリングを楽しんでいたのですが、昨今のコロナ鎖国でお預けになり国内回帰、近年距離の伸びていなかったHP2で正式に入会しました。やはりグループで和気あいあい山を走れるって楽しいですし、情報交換やトラブル回避のノウハウ等いろいろ心強いです。
 おっと肝心のツーレポですが、今回は土曜日曜の両日でキャンプをしながらコマ図によるツーリングイベントです。私は日曜のツーリング参加希望なので、初日土曜ツーリング組の帰還時刻に合わせて土曜の夕方着を目指して一路長野県伊那へ。到着した頃には空が紅く焼けていました。山が暗くなる前に慌ててテント設営。夜はみんなで楽しくBBQ。漆黒の闇に焚き火の炎と笑い声が響きます。これもイベントの楽しみ。浮かれてちょっと飲みすぎたかな〜

   

 翌朝は前日に続き快晴に恵まれ8:30スタート。 2台1組でコマ図ツーリング。前日走行組の方が多く2日目は3組、各組1分おきにスタートし最後組として出発です。10年ぶりのコマ図ツーリングなのでペアの稲葉さん@アフリカツインを頼りに走り出し、コンペではないのでGPS時代に逆行したアナログナビゲーションのコマ図で、のんびり林道ツーリングを楽しむ予定です。と思いきや前半でミスコースを2、3回しているうちに積算距離で数キロ単位の誤差が….2台とも距離計を戻すラリーメーター無し。はたして完走できるかな〜
 最初のダート王城枝垂栗林道を走り、時間配分に余裕を持たせるため途中の日本中心の展望台も登らずスルー。出発地伊那から一山越えて塩尻へ、塩尻郊外でまたも迷いつつ軌道修正しながら、高台から諏訪湖を望む名所の高ボッチ高原のダートを爽快に走り、ようやくお昼頃に諏訪湖の北側の岡谷市に入ります。
 当初ランチは長野の美味しい蕎麦でもと思っていましたが、お昼の時点で積算80km。しかし今回は総距離200km超えのコマ図ツーリング。これはまずい。岡谷市内のコンビニで稲葉さんと10分間のおにぎり軽食を済ませ、諏訪湖の湖畔で給油、早々に走り出します。有賀峠から松尾峠へとダートで山を越え、のどかな田園風景の風を感じながら高遠伊那方面へと道を急ぎます。

  

  

 コマ図の積算距離表示はすでに当てにならず、各区間距離表示のみを頼りに2人のアバウトな感で分岐ごとに相談しながら、なんとかコマ図をクリアしていきます。後半はもともとわかりやすいコマ図表示と慣れもでて、途中通行止めのため迂回路設定もありましたが、順調に駒ヶ根まで山間から右手に伊那谷を眺めながら快適に峠道と林道を走り、最後の35kmの農道一直線で16時に無事2台で完走しキャンプ場に帰還。本日の先発組もコマ図をクリアし、すでにほとんどのメンバーは高速渋滞を避けて早々に解散しており、キャンプ場の辺りの空も薄暗くなりキャンプ道具をバイクに積載。
 土谷代表とキャンプ延泊組に挨拶をして帰路につきました。両日とも天気にも恵まれ走った走った。コマ図を作成していただいたメンバーみなさんありがとうございました。また楽しいコマ図ツーリング楽しみにしてます。