4月の合同ミーティングレポート

 2002年4月の合同ミーティングレポートは、2年目のI葉(じぇんとるman)@ATが会長のサポートのもとにお届けします。
 日程は4月20・21日、場所は例年のとおり駒ヶ根のペンション憧風です。参加クラブは、リエゾン・テネレーズ・そしてグランキャニオンオーナーズクラブの面々です。


 

 1日目〉
 4月20日(土)朝、どんよりと曇った、今にも泣き出しそうな空模様が、これからの出来事を象徴しているかのようだった。昨年の東北キャンプツーリングから、半年ぶりのお泊まりツーリング、気合いをいれて集合場所の中央高速談合坂S・Aをめざす。サービスエリアの2輪車駐輪場へ、8:25分すぎにアフリカをすべりこませた。すでに、T谷会長、1100GSのO田氏らが、ベンチで談笑中、以後、DR800のE川氏、R80GSのK澤氏、そして、アフリカツインのY内氏らが続々と到着しました。連休前とはいえ、すでに駐輪場は満杯状態、ロード系やアメリカンのグループもわんさかいました。出発前に、T谷会長か先発隊のテネレーズのO川氏と、この先の天気を確認し、韮崎周辺は雨と言うことで、みなで雨合羽をいそいそと羽織って、いざ出撃・・・・・。
 T谷会長を先頭に、次々本線へと合流し一路、駒ヶ根I・Cへ(途中休憩は諏訪湖S・A)が、しかーし、しんがりのアフリカツインのY内が、本線合流後、突如バックミラーから消えて行ったのであります。うー・・・Uターンできね、これがY内氏の「いちばん長い日」の始まりでした。
 次の初狩P・Aで、みなで待つこと5分、元気良くパーキングを素通りしそうなアフリカツインに必死で合図し、出口付近で無事合流し、再出発。2度目は、一宮御坂I・Cと境川P・Aの間、最後は双葉S・A手前5qほどのところ。ここでE川氏と2人で先乗り隊となり、後ろ髪をひかれつつ出発したのでした。
 昼ごろに、ペンション憧風へ無事到着、グランキャニオンオーナーズクラブのA沼氏とK野氏、ラッキーストライクカラーのエレファントのK全氏、福島でのキャンプ以来のアフリカツインのN方氏に出迎えられました。しばし、グランキャニオン談義に華がさき、そうこうするうち、T谷会長よりY内氏は人馬(バイク)もろとも、たまたまトランポで参加されていた骨折マニア(?)のM田氏により、ペンションまで輸送してもらうはこびとなったと、連絡がはいりました。(やれやれ・ほっ)。そのあいだ、高速道路上では、覆面パトカーに事情を聞かれ、JHの保安車両で『故障車有り』の掲示板車両に併走してもらいつつ、3qを1時間かけて近くの高速バス停まで押されたそうです。(会長談)。


 

 そんなこんなで、みな、無事にペンションへ到着。しばし休息後、1日目の林道走行へと向かいました。参加車両は、エレファントのT谷会長、XR250のM田氏、バラデロのT石氏、DR800のE川氏、R80GSのK澤氏、そしてカジバ勢のエレファントのK全氏、グランキャニオンのA沼氏とK野氏とI葉@アフリカです。みな、マイペースで林道走行を楽しんでいました。小休止の後、お約束のメンバーの走向撮影タイムになり、順次走り始めました。
 さて、自分の番になり、へなへなと走っておりますと、先行していたR80GSのK澤氏が、林道脇へと停車中に遭遇(GS受難伝説は健在であったのです)、ぬわんと、7〜8pはあろう、釘がリアタイヤに半分までズブリ。一同『何で、林道にでかい釘が落ちてんねん、それもめったに見ん、コンクリート釘やで、うそやろ』(一部関西弁が混ざる)と唸るのでした。
 修理も迅速に終わり、再スタートして東屋をめざしました。折り返し点の東屋前で、カジバ4人衆の揃い踏み写真をとり、帰路へと向かいました。
 憧風に戻ると、今回の参加メンバーがすべて揃っており、ラウンジではすでに、宴会状態でした。また、Y内氏のアフリカ整備のため、居残られたN方氏やO田氏の協力のもと、電磁ポンプの故障とわかり、一応エンジンは掛かるようになったそうです。夕食時には西条酒造謹製の大吟醸がA田氏より振る舞われ左党には大好評でした。その後、ラウンジにて、クラブ創立当時の映像や、TLDの猛者連の激走、M田夫妻やH島氏参加のサンドワークスラリーの模様など、たいへん貴重なビデオ映像を鑑賞し、その後、ボルボステーションワゴンで参加のM田氏による、スペシャルグッズ争奪じゃんけん大会も開催され、長かった1日目も終わりを迎えました。

 2日目〉
 朝から小雨模様の天気です。各人、雨合羽を着て9時過ぎに憧風を出発しました。関西組とはここでお別れです、帰路の無事を祈りつつ、また来年の再会を約束し、インター入口付近でわかれました。さても、Y内氏は大事をとってM田氏のトランポで帰還のはこびとなりました。本隊は、一路、黒河内林道へと向かいます、参加メンバーは、エレファント&DRのT谷会長夫妻、バラデロのT石氏、DR800のE川氏、1100GSのO田氏、テネレーズからは(銀色)のO川氏、同じくK原氏、そしてI葉@あふりかです。
 林道は、昨日来からの雨のため、路面が締まっており、ちゅるにはなっておらずノーマルT66でも、結構楽しめました。この路線の一部は、昨年の10周年記念キャンプのおり、コマ図走行や、2日目でも走ったところでしたので、少しは落ち着いて走ることができました。ただ最後の入笠山付近で濃霧につつまれ視界が数mまで落ち、それにまた、下り道の山側には雪渓(残雪)もあり内心びびりながらの下山でした。




 R20を南下中、雨も本降りなり、ゴーグル組には痛い仕打ちです。お昼になり会長行きつけ(?)のラーメン屋さんに向かいましたが、あいにく満席で、しばらく走って蕎麦屋(ほうとう屋?)に入りました、雨合羽を着た濡れ鼠の胡散臭い集団でしたが、快く出迎えていただき、タオルまで貸していただいたりして、いたみいります。
 一息ついたところで、○○I・Cをめざし出発です、此処でなにげに「やっぱオーバーグローブも必要かな」と思いつつ濡れたMXグローブを着けながら、ものおもう昨今でした。○○インター入り口で、次の休憩ポイントは談合坂SAと言うはなしでしたが、すでに真っ白い灰に近い状態であったので、また、へなへなと高速を走って帰路についたのでした。皆様方はあっという間に彼方へと走り去って行きました。途中、釈迦堂PAでトイレタイムを取り、なんとか皆さんのいる談合坂SAへ到着し、此処で、今回の2日間に亘る合同ミーティングも散会と相成りました。
 今回は、あまり天気には恵まれなかったですが、多数のクラブ方々の参加で親睦の輪が広がりました。来年もよろしくお願いします。みなさま、たいへんお疲れさまでした。ぱちぱち。