ゆっくり襖を開けて中の様子をうかがうが、○○はまったく起きる様子がねぇ。
部屋の中に体を滑り込ませて、またゆっくり襖をしめる。
襖がガタッと音をたてて、一瞬ひやっとするが、○○はそのまま気持ち良さそうに眠っている。
試しに○○の頭を軽く小突くが、一瞬顔をしかめただけで、起きやしねぇ。
『おい、起きろ』
声をかけると、寝返りをうちながら○○が言う。
『お母さん、もうちょっと…』
そう言ってまた寝息をたて始める。
(こいつ…俺を母親と間違うって…)
呆れた俺は、そっと布団に入って○○の耳元で言う
『起きないと、お仕置きだ』
そう言うと、○○が飛び起きた。
『いてっ!』
飛び起きた○○の肘が、俺の顔面にぶつかった。
『キャッ!た、高杉さん!何してるんですか!』
布団の中でうずくまる俺を見て、○○が悲鳴をあげる。
『お前、よっぽどお仕置きされてぇらしいな』
痛む顔面を押さえながら、ニヤリと笑って起き抜けの○○を引き寄せて、甘いお仕置きをしてやるのだった。