*お出かけ*翔太side

「……はぁ…はぁ…」
俺は今、必死で走ってる。

「(なんで2本も早い電車に乗るんだよ…しかも、各停…2人きりの時間長くしてたまるか…っ)」

………

今日は○○たちと出かける日。

本当は2人きりがいいけど
○○と沖田さんは
すっかりいい感じだし
土方さんも何気に○○狙い。

なんだかんだで
結局4人で集まることになる。

現地集合だけど
同じ時間の電車に乗って
電車の中で合流する
予定だったのに。

駅に向かう
俺のケータイが鳴った。

○○からのメールだった。

=====
早く駅に着いたから
**:**の電車に乗ることにしたよ
翔太くんも間に合うようなら
そこで合流しよう!!
無理なら、また現地でね(^^)/
=====

「…はぁ!?」
俺は慌てて時計を見た。

○○が乗る電車には
ギリギリ間に合うか
間に合わないかの時間だ。

俺はメールの返信もせず
気づいたら走り出していた。

………

何とか駆け込みで
電車には乗ることができた。

息を整えて辺りを見回す。

「この車両じゃないみたいだな」
そう呟いて、歩き出す。

次の次の車両で
やっと○○を見つけた。

「(………!!…あの2人…なに寄り添って寝てんだよ…すぐに起こしてやる……!!)」
そう思いながら近づくと
○○が目を覚ましてケータイを見る。
そのあと沖田さんも目を覚まして
2人で話しはじめた。

少し様子を伺っていたが
沖田さんが○○の手を
握ったのを見て慌てて歩き出す。

ゆっくり近づいたら
2人は全く気づく気配がない。

「おい、いい加減気づけよ…」
その声にやっと
2人の顔がこちらに向いた。

「わっ…翔太くん!?……電車間に合ったんだね…」
頬の染まった○○が
沖田さんの手をパッと離した。

「くそーー!!」
俺は2人の間に無理やり座った。

「ちょ…翔太くん…!?」
○○は驚いていたが
沖田さんは複雑そうに笑った。