*看病*
ふと目が覚めて起き上がると
横では土方さんが
座ったままウトウトしている。
(ずっと看病してくれてたんだ…)
感激していると
土方さんも目を覚まして
「熱下がったか?」
額に手が伸びる。
「あ、はい…たぶん…」
ドキドキして頬が赤く染まる。
(また熱が出そう…)
「ん、熱はないな…」
すっと手が離れる。
「さてと」
「…?」
「こんなところでうたた寝したから少し身体が冷えちまった」
「あ、私のせいで…」
困った私をみて
土方さんは口角を上げる。
「少し温めてくれ」
「…え…?」
いつの間にか
土方さんは私のすぐ横にいて
ゆっくり布団の上に押し倒され
腕の中に包み込まれた。
「あったけぇな」
幸せそうな土方さんの
言葉を聞いて私は目を閉じた。