最近、美しい景色や花を見ると○○のことを思い出す。
あいつにも見せてやりたいな…と思って、見せた時のあいつの顔を思い浮かべる。
あいつが喜んだ時に見せる笑顔は、新選組副長として張り詰めた俺の心をほぐしてくれる。
新選組鬼の副長と呼ばれ、隊士にも本心を見せることがほとんど無い俺が、唯一気負わずにいられるのがあいつと過ごす時間だ。
ただ一つ困ったことがある…
最近あいつの顔を見ると、気づかないうちに頬がゆるんじまってるらしい。
先日、総司と見回りの最中に○○に会った時、後から総司に散々からかわれた。
しかも総司の奴が近藤さんにまで言ったもんだから、近藤さんにも散々詰め寄られて大変だった…
無意識に頬がゆるんじまうなんて、修行が足りねぇな…
さて、そろそろ見回りの時間だな…
今日は一人で行くか…島原の方に行けばまたあいつに会うかもしれねぇしな。
あいつの笑顔を見るのは、俺一人で十分だからな…