笠井設計一級建築士事務所


設計事務所の仕事の流れ


 建築士事務所の業務は、調査、企画業務、設計業務、工事監理業務、そのた業務の4種類に分類
されます。その内容は昭和54年建設省(現国土交通省)告示第1206に準じています。


建築行為の意志を起こし、行動を開始します。
(調査・企画業務)調査・企画業務とは、建築主が設計者に対して
提示すべき基本的な設計条件が確定していない時に、その設計の
前提となる設計条件を建築主に代わって確定するために必要な
調査(測定)、研究(分析)、企画を行う業務。

建築の目標を定め、計画・設計のための条件を設定します。

基本構想(計画)を基に報酬を算定し、設計の契約をします。
(基本設計業務) 基本設計業務とは、設計者が建築主と協議のう
え、建築主の意図を十分に理解し、その要求を達成するために蓄積
した専門技術を駆使して基本構想をまとめかつ技術的検討を行い、
建築物の空間構成を具体化した設計図書および工事費概算書を作
成する業務。

基本構想(計画)、設計競技当選案等に基づき建築の空間構想を具体化し、建築物を確定します。
(実施設計業務)実施設計業務とは、基本設計が建築主に承認され
た後、これに基づいて工事の実施に必要であり、また工事施工者が
工事費内訳明細書をつくるために必要な設計図書を作成する業務。

基本設計に基づき工事実績と見積に必要でかつ十分な設計図書を作成します。
(その他業務)その他の業務とは、調査・企画業務、設計業務及び、
工事監理業務以外の業務。
(工事監理業務)工事監理業務とは建築士法による工事監理及び、
適正な工事契約の締結に協力し、設計意図を実現させ施工が契約
に合致するような公正な立場に立って施工者を指導する工事の指導
監督等の業務。

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