第23回モデラーズクラブ合同作品展 2012  平成24年5月19日(土)、20日(日)

全国から212のクラブが参加。その中に全国ソリッドモデルクラブ連合会として彩雲会の西野さんが代表を務められ参加。
ソリッド連合のブース。福岡エアロレプリカクラブ、大阪彩雲会、東京ソリッドモデルクラブ、宇都宮ソリッドモデルクラブ、
名古屋3点クラブのメンバーが顔を揃えています。
東京ソリッドモデルクラブ白根会長の紫電改(1/32)アルミ張りをご覧になり、思い出話をされる”富士ウイング8”の加藤さん。
加藤さんは、岡山の農家で三菱が紫電改の組立てをした際、お父様が携わられ、終戦時3歳の時にお父様と操縦席に座り操縦かん
を動かした記憶があるそうで、スミソニアンで実機も見られたそうです。
福岡エアロレプリカクラブ市岡会長の百式司偵(1/32)。風防が取外しできるようにしてあり、実機に忠実に再現された
コックピット内を良く見ることができます。見学者の質問も多く、丁寧に対応されていました。
東京ソリッドモデルクラブの渡辺さんのカタパルトに乗った九四式一号水偵(1/150)。小さい作品にも拘わらず極細の張線がきれいに、
張られています。翼端の手を掛ける穴まできちんと開いているのには驚きました。カタパルトだけでも凄い作品です。
名古屋3点クラブ水野さんのB777ポケモンジェットの最新塗装機。子供が駆け寄る、ゲーム機で写真を撮るの繰り返し。
ポケモンの目の色が違うという子供の突っ込みがあり、それだけしっかり見てくれたら嬉しいと水野さん。
彩雲会西野さんの九二戦(1/25)スケルトン作品、木目モザイク仕上げの彗星の胴体と共にソリッドモデルの説明に好都合でした。
完成品だけではプラモと間違う人が多いため、モックの展示の必要性を皆さんが感じておられました。
彩雲会葛城さんのゼロ戦(1/20)。エンジンカバーが外れ、カウルフラップが動き、プロペラがモーターで回転するなど、見るたびに
驚きの声があがっていました。
     
   彩雲会竹内さんの震電(1/32)。    
              
   東京ソリッドモデルクラブ武田さんのペーパーソリッドモデル、ファンも多い。
東京ソリッドモデルクラブ武田さんのMD-90とB-727(1/100)。エンジン排気部、主翼前縁などにさりげなく金属が使われて
質感をアップさせています。
彩雲会川崎さんのXB-51(1/50)、いつもシャープな作品。右も川崎さんが余暇で楽しんでおられる”からくり”野田人形。
滑稽な動きで、子供だけでなく大人にも笑顔を誘っていました。すいかを切りながら食べる人形、太鼓を叩く人形、手を合わせて
お願いをする人形の3体。
3点クラブ高田さんのYB-49、会場にはプラモ作品も出されていましたが大きさだけでなく人気もダントツ。
他にコルセア、スカイレーダー(1/50)。右は、東京ソリッドモデルクラブ手柴さんのF8U-V全金属製(1/32)。
    
宇都宮ソリッドモデルクラブ伊藤会長のホーク、バックアイ2種(1/50)。    
      
旅客機合同展示場の3点水野さんのB787(1/100)。
ソリッド連合にも加わっている松戸迷才会のブース。 小室会長のソリッドモデルの新作ニューポール(1/32)が完成間近かでした。
    
壱壱倶楽部のゼロ戦計器パネルを視察中のそりも連合メンバー。計器は本物を使用しているそうです。
徳島モデラーズ倶楽部会員の銀河。ソリモ1作目の作品とは思えない良い出来と評判でした。右は、同クラブのジオラマ作品。
主翼を可動にしたヘルキャット。 右は、戦時中に製作された実機の塗料を使用したソリッドモデル。ちょっと気になる展示です。
    
マレー沖海戦の実機を再現した一式陸攻と終戦時の緑十字一番機の一式陸攻(1/32) 。       
ソリッド連合ブースと背中合わせのメルクールの会のソードフィッシュ。1/48という小柄でも細部まで素晴らしい仕上げでした。
これもメルクールの会の作品、他のバートル2機もきれいな仕上がりでした。右は、ゼロ戦32型の梱包状態を再現したアイデア作品。
B-17の凸リベットを丹念に仕上げた作品(1/48)。
ランカスター(1/72)、美しさに目を引かれました。
ペーパーモデルの空母、勿論艦載機もすべてペーパー製です。戦車、飛行機もありました。  箱絵を作品にした愉快な作品も。
こちらは、プラモデルを1/1で作る会の展示車両。
                   
                   


ソリッドモデル連合の宴会は、例年通りさかな屋さんで開催、飲み放題で3時間以上盛り上がりました。
  
また、来年逢いましょう。